テレ東「シナぷしゅ」なぜ好調? NHK「いないいないばあっ!」との“決定的”な違いとは…?幼児向け番組の《今》を解説
2024.9.27 まっきー
テレ東で放送されている「シナぷしゅ」。2020年から放送を開始し、今、新生児、乳児、幼児向けの番組として絶大な人気を誇っています。その理由を解説します。
テレ東の乳幼児向け番組が今人気!
赤ちゃんの子守りアイテムとして重宝するもののひとつに、テレビ番組があります。小さいうちはテレビの見せすぎは良くないといわれつつも、ワンオペ育児だったり兄弟それぞれの世話をしなければならなかったりと映像コンテンツの力を借りざるを得ないのが実情でしょう。赤ちゃん向けのテレビ番組といえば、少し前まではNHKの「いないいないばあっ!」をはじめとする教育番組が主流でした。しかし最近はテレ東で放送されている「シナぷしゅ」が新生児、乳児、幼児向けの番組として注目されています。
NHKの人気番組「いないいないばあっ!」に迫る勢い
キーワードの検索需要の推移を表す「Googleトレンド」で「シナぷしゅ」と「いないいないばあっ!」を単語検索してみるたところ、2020年4月6日の「シナぷしゅ」のレギュラー放送開始から徐々に右肩上がりになっていることが見て取れます。一方「いないいないばあ」は常に一定の人気があることがわかりますが、2023年3月末、人気キャラだった「うーたん」卒業も関係したのでしょうか…「シナぷしゅ」に少しずつ差を縮められていることが分かります。本記事では「シナぷしゅ」の番組概要と、「シナぷしゅ」が人気を集めている理由について解説します。
「シナぷしゅ」とはどんな番組?
テレビ東京系列で放送されている、民放としては初めての0~2歳児向け番組です。公式ページには「赤ちゃんの世界が『ぷしゅっ』と広がり、赤ちゃんを育てるすべての人の肩の力が『ぷしゅ~』と抜ける、そんな番組です。」とあり、積極的に何か教育するというよりは緩いテンションで癒される雰囲気の番組です。
シナぷしゅの語源は脳にある神経細胞同士の間をつなぐ「シナプス」です。赤ちゃんは刺激を受けることで「シナプス」が増えて脳の神経細胞同士がつながり、発達していきます。映像を見たり音楽を聴いたりして赤ちゃんの脳は育ち、親の肩の力は抜けて子育てがゆるっとうまくいく。そんな番組です。(※参考:シナぷしゅ公式ページ)
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一児の母。フリーでライターやYouTube動画編集をしています。料理が好きですが、腕前はイマイチ。おしゃれフードや占いが好きで、娘が寝た後にのんびりと女子向けサイトを見て情報収集するのが最近の楽しみです。
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