注目集まる「プラントベース」今どこまで進化した?? 言われるまで分からない、驚くべき《見た目》
2024.9.21 岩井なな
プラントベース、気になる味は?
実際にプラントベースフードを提供する飲食店で、植物由来の原料で作られた食品を食べてみました。
東京・中目黒のヴィーガンレストラン「アラスカ ツヴァイ」で喫食したのは、季節限定の冷やし中華(※販売終了)。
トッピングされているのは肉を使っていないヴィーガン唐揚げです。しょうゆなどで味付けされた、お麩(ふ)のような素材がカリッと揚げられていて、一口目の食感や風味は鶏肉の唐揚げにかなり近いです。お肉特有のプリッとした食感や脂のジューシーな感じはありませんが、後味すっきりの唐揚げと考えると満足度も十分に得られました。
日本生まれのハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」では、糖質約61%オフ(当社ゴマバンズ比)の低糖質バンズ、100%植物性由来のソイパティを使用した「ソイガーデンサラダバーガー」を実食。
本物の肉を使ったパティとほとんど変わらない見た目と食感ですが、味は少し薄め。ジャンキーなものを食べたいときには少し物足りなさを感じるかもしれません。しかしガーデンサラダと一緒に食べれば、全体があっさりしているので味に寂しさを感じることなくバランスよく食べられます。
広がるサステイナブルな食事
植物由来の原料を中心とするプラントベースというアプローチは、完全な菜食主義にこだわらず、必要に応じて動物性食品も取り入れる柔軟性が特徴です。また、食肉に比べて環境への負荷が低いため、持続可能な社会の実現にも貢献する食事法として注目されています。
今後、この食事スタイルがさらに多くの人々に支持されることが、私たちの食生活に一層の変化をもたらすでしょう。
アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。
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