【仕事と育児】子どもを産むと“給料”に影響するの!?《チャイルドペナルティ》の現状…大多数が職場のサポートに不満
2024.9.13 LASISA編集部
クシスが運営する「すべらない転職」が、「チャイルドペナルティ」に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。
チャイルドペナルティの経験は4割
チャイルドペナルティとは、出産や育児をすることで職場や社会で不利な状況に直面すること。実際にどれほど仕事や収入にどのような影響が出ているのでしょうか。アクシスが運営する「すべらない転職」が、「チャイルドペナルティ」に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年8月30日、日本国内の就業経験・子育て経験がある20~60代の男女男女300人を対象にインターネット上で行われました。
それによると、「チャイルドペナルティ」という言葉を知っていると回答した人は61%でした。実際にチャイルドペナルティの状況に陥った経験があると回答した人は39%でした。
さらに、「給与が減った」と回答した人は45%でした。 育児とキャリアの両立に関して、現在の職場の制度やサポートが不十分だと感じている人は67%にのぼり、多くの人が不都合な状況に陥ったことがうかがえます。
職場からのサポートを受けた人は、育児休業、育児休暇(26%)、時短勤務(12%)、子供の急病時の特別休暇(8%)、テレワーク(在宅勤務)(7%)、フレックスタイム制(7%)などを上げています。
少子化が問題視される以前に、仕事と出産、育児を両立できる体制がまだまだ整っていないことが調査結果からうかがえます。あなたの職場には十分なサポート体制が整っていますか?
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