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【ラテマネー】気付かないうちにお金が消える!?“小さな出費”を見直し&節約する方法【FPが解説】

2024.8.31 奏かえで

「ラテマネー」を減らせば何ができるか?

 ラテマネーは小さな出費ですが、節約できると思いがけない金額が貯金できる可能性があります。最初に挙げた自動販売機の例では、年間約3万6000円という計算でした。

 この額を貯金できると、次の用途に活用できます。

・老後のための資産形成
・自己投資(書籍の購入、スキルアップ用の資金など)
・より充実した用途への支出(趣味や旅行など)
・緊急時に備えた貯蓄

 2024年から始まった新NISAでは、月額100円から積立投資ができます。小さな出費を見直して、浮いたお金を資産作りに役立てることもできるでしょう。

 このようにラテマネーの節約は、単にお金を使わないことではありません。重要なのは、本当に必要な支出と、習慣で無意識に使っているお金を区別することです。すべての出費を抑えるのではなく、自分にとって価値のある支出を維持しながら、ムダな出費を減らしていきましょう。

ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで

健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。

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