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【ラテマネー】気付かないうちにお金が消える!?“小さな出費”を見直し&節約する方法【FPが解説】

2024.8.31 奏かえで

「少額だから」が重なるとどうなるのか?

ラテマネーのイメージラテマネーのイメージ

 ラテマネーを見直すには、自分がどれだけラテマネーを使っているかを把握しましょう。

 まずは数週間から1か月ほど、自分の支出を記録します。簡単に紙に書き出しても良いですし、家計簿アプリを使うと自動的に記録されるので便利です。

 毎日のコーヒー代やコンビニでの小さな買い物など、全ての支出をリストアップすると、自分の消費パターンが分かってきます。「これぐらいなら」と思っていた支出が、積もり積もって大きな額になっていることに驚くかもしれません。

 ラテマネーの把握ができたら、次に具体的な節約方法を考えてみましょう。例えば、次の対策があります。

・水筒を持参して、カフェや自動販売機での購入を減らす
・スーパーを利用して、コンビニに行く回数を減らす
・スマホゲームの課金上限額を月ごとに設定する
・利用頻度の低いサブスクを解約する
・ATM手数料のかからない時間帯や銀行を利用する

 他にも、よりコスパの良い消費に切り替えるのも有効です。

 毎朝チェーン店でコーヒーを買う習慣がある場合、週5日で約1900円(約380円×5日)掛かります。これを見直して、週に1度カフェで800円のコーヒーを楽しむようにすれば、少額でより満足度の高い時間を過ごせるかもしれません。

 これらの小さな工夫で、ムダな支出を抑えられます。まずは自分の消費パターンを見直して、どれだけのラテマネーが発生しているかを把握することが、賢い節約の第一歩です。

次は……「ラテマネー」を減らせば何ができるか?

ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで

健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。

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