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【SNS発】男性が“痴漢被害”を明かすも…女性ユーザーたち「自意識過剰すぎ」深刻な2次加害

2024.8.8 LASISA編集部

痴漢の被害に遭うのは女性だけ……。その“思い込み”が行き過ぎると、実際被害に遭った男性を深く傷付けることになりかねません。ましてSNSでの誹謗中傷は許されざる行為です。

男性の9%が「痴漢被害」の経験あり

男性の痴漢被害も見過ごしてはならない男性の痴漢被害も見過ごしてはならない

 東京都が公表した「2023年度 痴漢被害実態把握調査」報告書によると、1都3県の16~39歳の男女で痴漢の被害に遭ったことのある割合は29.9%。調査対象者のうち女性は4750人中2156人で45.4%と半数近くが経験している一方、男性も3474人中298人で8.6%と、11人に一人程度の割合で被害経験があることが明らかになりました。

 同調査は加害者側の属性(年代・性別など)については調査対象項目にしていませんが、女が他者の体を触ったなどの容疑で立件された例は過去にもあり、またSNSでは具体的な“体験”内容を投稿するアカウントもしばしば現れます。しかしその投稿に対しては、女性ユーザーたちから「AVの見過ぎ」など心ないリプライが相次ぎ、セカンドレイプ(2次加害)とも言える様相を呈しています。

 2024年7月末頃、とある男性ユーザーがX(旧ツイッター)で発信したのは「女も満員電車で取り囲むように立ってきたり、股間にケツを擦り付けるようにしてきたり割とキモい」という趣旨。補足として「隣に立とうとしたり、近くに来ようとしてくる女の中に、ケツをさり気なく擦り付けるやつがいた」と加えています。

 この投稿をとある女性アカウントがスクリーンショット画像として“紹介”したことにより、たちまち女性たちの反応が数多く寄せられる事態となりました。

次は……攻撃的な批判、さらには中傷や侮辱まで

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