夏ならでは? つらい便秘…(泣)悩んでる人過半数、冬よりツラい事情とは…
2024.7.29 LASISA編集部
冬のイメージが強い便秘、じつは夏に悩んでいる人も少なくありません。その理由とは? 対策としてオススメの食材とは?
冬よりツラい理由とは?
池田糖化工業が、オフィスワーカーに対する「夏の冷え・便秘に関する意識調査」を実施し、2024年7月29日(月)に結果を発表しました。調査は前年6月、温活・腸活に詳しい医師の石原新菜氏の監修のもと、オフィスで働く全国の20~50代の男女400人を対象にインターネット上で行われたものです。
夏、職場の室温が低いことにより体の冷えを感じたことがあるかを問う設問では「よくある」26%、「ある」20%、「たまにある」32%と計7割以上に上りました。また、夏は外と職場で平均何度気温が違うと感じるかについては「5~10度未満」が43%と最も多く、また「10~15度未満」も24%と高い割合になっています。夏に職場の冷房の設定温度が低く、不満を抱くことがある人は、「よくある」「ある」「たまにある」を合わせて70%となっています。
夏の冷え対策をしているかどうかは「全くしていない」が最も多い37%。また、冷えを感じる環境下で便秘になりやすいと感じたことがある人は54%と過半数を占めました。さらに、他の季節に比べて夏の便秘がつらいと感じたことがある人は「よくある」「ある
「たまにある」を合わせて88%に上っています。
夏の冷えによる便秘で困る具体的な出来事(複数回答)としては、「薄着のためおながのポッコリが気になる」48%、「気温の高いトイレで長時間こもるのがつらい」36%、「夏バテで食欲が低下し、食事による便秘対策が難しい」34%などが並びました。
同調査を監修した石原氏は、
「職場をはじめ、夏の室内は冷房でキンキンに冷えている場所も多く、そうした場所に長時間いることで、体は芯=内臓から冷えます。また、冷房の他にも夏は暑さから冷たい飲食物を口にしがちになり、これも内臓冷えの原因になります。このように、実は夏は冬と比べても内臓冷えのリスクが高くなると言われています。
内臓が冷えると便秘になるリスクも高まります。内臓が冷えることで交感神経が優位になります。交感神経が優位になると腸の血流や動きが悪くなり便も腸に停滞してしまい、便秘になりやすくなるのです。調査の結果でも、夏は半数以上の人が便秘になりやすいと感じているようです」
と分析。夏冷え対策に食べたい食材の一つであるショウガを加熱して食べることなどを勧めています。
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