再燃! シーシャ(水タバコ)シーンがいまアツイ!
2022.2.17 HAZUKI
今、密かに流行りつつあるシーシャ。おしゃれに楽しめるシーシャの魅力に迫ってみましょう♪Oranger(オランジェ)表参道のスーパーバイザー森田さんと店長の藤原さんにお話を聞いてみました!
おしゃれにチルな時間を楽しめるシーシャ(水タバコ)が静かに再燃中!

シーシャを試したことはありますか? もう周りのお友達はハマってしまっているかも?
気になっているけどまだトライできていない人も、初めて知る人もいるはず。実は静かにアツいシーシャシーン…どんな場所で、どんな風に楽しめるのか、一度その魅力を知ったら抜け出せなくなるかもしれない魅力に迫ります。
そもそもシーシャとは?

シーシャの発祥はイランやエジプト、インドなど諸説あるものの、一般的に中東イスラム圏で長い間親しまれている水タバコのこと。
“タバコ”と聞くだけでアレルギー反応を起こさないで! シーシャに使うタバコの葉には果実やスパイスなど、ボタニカルな香りを付け、炭でじっくり熱することで香りを楽しむものなんです。
一般のタバコ1本に含まれるニコチン量がだいたい6~7mgほどなのに対し、シーシャは0.05くらいで、多いものでも0.5程度です。
とは言え、やっぱり気になるという人もいますよね?シーシャバーには、フルーツなどの自然由来の素材だけで作られたノンニコチンフレーバーを楽しめるところもあります。
吸い方も難しくありません。水を入れるボトルの上についているホースで一息吸いこんだら、ゆっくりと吐き出すだけ。吸う部分には使い捨てのマウスピースを使うので、衛生面も安心。
シーシャは普通の紙巻タバコの吸い方とは異なり、吸ってからそのまま吐き出してOK。吐く時もタバコのように勢い良く吐き出すのではなく、寒い時に手を息ではぁ~っと温める時のようにゆっくり吐き出すと、よりフレーバーをしっかり味わうことができます。
自由自在な時間の過ごし方も魅力!

「当店では、シーシャの器具に使う粘土でできたボールと革のホースにどんどんフレーバーをしみ込ませて育ててるんです! これは時代と逆行するような方法で流行りではないんですけど、マニアが喜ぶトルコの伝統的な方法なんですよ。」
お店のこだわりを語ってくれた森田さん。なぜこのクラシックなスタイルに戻ったかというと、シーシャが日本でブームになってから、今がちょうど1周回ったくらいのタイミングだからなのだとか。
国内でシーシャが広まりつつあったのが10数年前。当時は、今よりもアンダーグラウンドな雰囲気の漂うニッチなカルチャーでした。やがてその魅力のとりこになる人が増え、いつしか明るいカルチャーに。
街中でタバコを吸える場所が減ったことや健康意識の高まりも一つの要因でしょうか。
シーシャが日本に根付いたと思えば、今度はコロナ禍に。しかし、実はシーシャは、焼き肉屋さんやお寿司屋さんに並び、コロナ禍で最も業績が落ちなかった業種の一つであるというデータがあるんです。
実際、ここ2年程で爆発的にシーシャ人口が増え、2021年には都内でも毎月のように新たなシーシャバーがオープンしていました。
日本人の趣向に合わせたシーシャが多い中、クラシックな製法に戻ったことで、Orangerではより幅広い層のお客さんが訪れるようになったそうです。
コロナ禍で新たな楽しみ方も! リモートワークをする人が増えたことで、Orangerではお得なテレワークプランも提案しています。
平日15時までの入店で、シーシャと通常のチャージに加え、ドリンク2杯がついて3000円でお得に楽しむことができるプランです。
森田さん:
「Wi-Fiも利用できるので、お客さんの中にはお店でオンラインミーティングをしている人もいますよ!」
実際2021年の5月~6月くらいにIT系の人を中心にお客さんが一気に増えたと言います。日々頭をフル回転させている人々にとっては、シーシャが極上のリラックスタイムなのかも。
森田さんにシーシャの魅力を聞いてみた!

森田さん:
「スタッフ一人一人のこだわりがとても強くて、全部のスタイルを経験して、良いと思ったものをお店で提供しています。トルコやロシア、アメリカなど、国によっても作り方が違ったり、実は奥深いんですよね。」
森田さんのシーシャとの運命とも言える出会いは大学生の頃。1ヶ月半ほどバックアップでUAE(アラブ首長国連邦)、ヨルダン、イスラエル、パレスチナを旅していた時に出会ったヨルダン人に勧められ、初めてシーシャを吸ったそうです。
それまでは、家族にも喫煙者がいないこともあり、タバコのにおいがとにかく苦手だったとか。ところが、吸ってみると香りは良いし、タバコのような嫌なにおいもなく、煙を吐くごとに爽快感を感じたと言います。
これが運命の瞬間!シーシャの魅力に目覚めた森田さんは、現地で機材一式を買って日本に持ち帰ったそうです。
それからというもの、当時はまだシーシャバーが少なかったため、自宅で友人たちとシーシャを囲んでのチルな時間を楽しんでいたそう。そのうちに、シーシャバーでバイトをも始め、今のキャリアの基礎ができたと言います。
森田さん:
「炭やフレーバーを手に入れるのも大変だったけど、毎日家で楽しんでいました。シーシャ屋さんでバイトを始めてからは、同世代の友達といろんなシーシャ屋さんをめぐって、作り方を真似てみたり、好きが高じて自然と研究するようになりましたね。」
海外から機材を取り寄せたり、どんどん魅惑的なシーシャの世界にのめりこんでいった森田さん。シーシャの世界を探求する中で、将来シーシャ屋さんやったら面白そう! と当時思い、今に至ります。
その頃の情熱は変わらず、店長の藤原さんとともに高いモチベーションを保って、日々向上を目指しています。
本気でシーシャの魅力に向かい合い、より良い楽しみ方を開拓し続けるスペシャリストの2人だからこそ、それぞれに合ったシーシャの楽しみ方を教えてくれますよ。

森田さん:
「特にストレスも多く、忙しい現代人にとって、シーシャはストレス発散、心身の癒し、リラックスの時間を与えてくれます。
テクノロジーが進むとともに、いろんなことが便利になった結果、年々時間の流れが早くなってきているように感じますよね。
そんな時に、ほっと一息つけるシーシャの時間はとてもぜいたくな時間の使い方だと思います。友達とのコミュニケーションの場としてもおすすめです。」
シーシャの魅力に気づいた時、これまでと生活が変わるかもしれません。ぜひシーシャの奥深い魅力に触れてみてください。
【関連リンク】
https://www.instagram.com/oranger_omotesando/
https://oranger.owst.jp/
https://twitter.com/oranger_omtsnd
カナダ・トロント在住時代に、会社員として働く傍らライター業を始める。 帰国後、映画やドラマ、アニメなどの映像系CG制作会社に勤務しながら、さまざまなメディアで執筆。現在はフリーライターとして、海外での経験を活かし、ライティング・翻訳などを行っている。
recommend
こちらもおすすめ