塩麹でしっとりやわらか! 鶏むね肉で美しいカラダづくり♪
2022.2.18 荒川あやこ
美味しく食べて、きれいな美ボディを目指したい!そんなワタシらしさづくりにおすすめなのが、高タンパクで低カロリーな、鶏むね肉料理。料理研究家の荒川あやこさんに、簡単かつシンプルに調理できるレシピを教えていただきます。
鶏むね肉は美容にも健康にも、美味しい頼れる食材!

【鶏むね肉】と聞くと、スポーツ選手、ダイエット、高タンパク、低脂肪、低糖質、低カロリー、など特に栄養に詳しくなくても、これらの美容健康キーワードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか!?近年では、スーパーやコンビニエンスストアでも色々な味つけの蒸し鶏商品が簡単に手に入るようになり、“固くてパサパサ“のイメージが強い鶏むね肉の新たな美味しさが広くヒットし、瞬く間に日常の人気メニューとなりました。
そこで今回は、「塩麹」を使って鶏むね肉を調理する、自分でも簡単にできる、【しっとりやわらか! ボイル塩麹鶏】と【食べ方アレンジメニュー】をシリーズでご紹介します。
自分で作れば塩味を調節でき、無添加、かつ低コスト! また、メニューのアレンジも効く!
一度で何度でも美味しい、優れものメニューとなりますよ。
【しっとりやわらか!ボイル塩麹鶏】の作り方

【材料】
鶏むね肉:1枚(約300g)
塩麹:肉の重さの10%(例:300gの肉の場合、塩麹30g =約大さじ2)
ポリ袋:1枚
湯:1L
水:150~200cc
道具:蓋つきの小鍋
【作り方】
1. 常温(約30度)の鶏むね肉とをポリ袋に入れ揉みこみ、空気を抜いて口を結びます。漬け時間は最低30分。
このまま冷蔵庫保存で3日間は可能、また冷凍保存も可能です。保存しても塩辛くなることはありません。
2. 小鍋に1Lの水をよ~く沸騰させたら(point B)火を止め、水150~200cc(point C)を加え温度を下げます。ここに常温(point A)の(1)をポリ袋ごと入れてフタをし、約50分、冷めるまで放置すれば出来上がりです。
3. スライスしてそのままでも美味しく食べられます♪ また、ポリ袋に残ったスープは旨味の宝庫! スープやたれに加えるなどして美味しく活用しましょう。(詳しい活用法は次回にご紹介します。)
ココがポイント
《point A》
鶏肉自体の温度が常温であることが大事です。冷蔵庫からの出したてをすぐに調理したい場合には、30秒×2回電子レンジ(弱)にかけてから湯に入れましょう。
《point B》
肉の中心まで火入れをする為に、お湯はしっかりと沸騰させ温度を上げます。
《point C》
ポリ袋に入れた鶏肉がしっかりと湯に漬かる小鍋を使用してください。しっかりとフタがしまる鍋であればOK。鍋の質により温度変化に差はありますが、沸騰したあとに加える水の量が150ccであれば問題なく火が入り美味しく仕上がります。
野菜ソムリエ上級プロ/魚がしコンシェルジュ/薬膳フードデザイナー。 食のキーワードは「選ぶこと」。いかに美味しく!健康的!に食べるかをモットーに、講師・レシピ提案・レストランの野菜コーディネートなどを行っています。 日本初の野菜ソムリエ上級プロであり、野菜ソムリエ資格取得講座の講師歴は17年にも。 魚がしコンシェルジュ講座を運営する「東京築地目利き協会」では理事を務め、魚食推進活動をしています。 魚と野菜のマリアージュメニューを得意としています。
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