【年の差婚】流行っているの?あえて年の差を好む女性の心理とは
2024.7.13 まっきー
最近よく聞く「年の差婚」、10歳以上年齢が離れていてもOK! なぜ年の差を好むのか? 芸能人だけじゃない、年の差婚の流行に迫ります。
芸能界だけじゃない「年の差婚」の流行
年齢が大きく離れた男女が夫婦となる「年の差婚」。芸能人夫婦の中にも年の差婚といえる年齢差の方々の話題を耳にすることが多くなった、と感じる人も多いでしょう。年の差婚を目指す女性の心理や、年の差婚のメリットデメリットについて、カウンセラーである筆者が解説します。
人口動態調査の結果によれば、2019年に初婚を迎えた夫婦のうち夫が年上である割合は54.9%で、このうち夫が妻より7歳以上年上である割合は11.2%となっています。1年で初婚を迎えた夫婦の1割がいわゆる「年の差婚」であると考えると、芸能界だけでなく一般人の間でも年の差婚は流行していると言えます。
なお、統計データを過去に遡ってみていくと昭和の時代から年の差婚の割合はあまり変わりません。よってデータだけみれば、以前から年の差婚は存在していたことになります。ただし他の年齢層を見てみると、男性が女性より3~5歳程度離れた夫婦の割合は昔と比べて減っています。同世代カップルと年の差カップルの二極化が進んだことで、年の差婚が増えたように感じられるといった側面もありそうです。
なぜ年上を好むのか?カウンセラーからみる年上好き女性の心理
年上を好む女性に理由を聞くとさまざまな答えが返ってきます。その中で結婚相手として年上を選ぶ女性に理由を聞いた際、回答として代表的なものは次の3つでした。
・金銭的に余裕がある
・精神的に大人で安定している、頼りになる
・自分にないものを持っている
金銭的な余裕と聞くと、愛よりもお金かと思われる人もいるかもしれません。しかしお金そのものよりも、お金にまつわる苦労をしなくて済む、お金の心配をせず過ごせるといった点が年上好き女性の中では大きいでしょう。これはお金以外のことでも同様で、さまざまなことを多く経験していることからイレギュラーな事態でも落ち着いて対処できたり、感情の浮き沈みに引きずられることなく常に穏やかでいたりといったことが魅力的に映るようです。
自分にないものを持っている、自分とは違う価値観に触れることができる点をあげる方もいました。年の差があるとジェネレーションギャップを感じるシーンが多くなりますが、これを楽しめる人は年の差婚が向いているでしょう。
なお実際に年の差婚をした人の中には、特に年上好きというわけではないという人も多くいました。SNSを通じて出会うことが珍しくなくなった現代では、年齢を意識せず付き合っていたらたまたま年の差婚になったというケースも多いようです。この場合は共通の趣味があり一緒に楽しめる、話が合うといった点がポイントになっていました。
老後の心配?お金?年の差婚のメリットとデメリット
年の差婚のメリットとして大きいのは金銭面でしょう。社会人経験の長い男性はそれなりに貯蓄がある方も多く、結婚後もお金に余裕を持った生活が望めます。専業主婦になりたい人はその夢がかないやすいでしょう。お金があることだけが幸せとはいいませんが、お金に余裕があることで選択の幅が広がる点はメリットのひとつです。
年の差婚のデメリットとしては、結婚相手に先立たれる可能性があげられます。お互い何歳まで生きられるかはわかりませんが、年の差があればあるほど配偶者に先立たれる可能性は高まります。子どもがいれば一人ではないかもしれませんが、いつまでも子どもと一緒に暮らしていけるとは限りません。一人で生きていく覚悟は必要でしょう。
また、年を重ねれば介護問題も出てきます。結婚相手が年を重ねてからの結婚であれば、その分だけ介護スタートが近くなります。40代、50代で仕事を辞めて介護にあたらなければならなくなったり、自分の両親と結婚相手の介護が重なったりといった可能性も考える必要があるでしょう。
【まとめ】
メリットがある反面、デメリットも生じるのが年の差婚といえるかもしれません。重要なのは年齢の差ではなく、その人の人柄を好きになる・趣味嗜好が合うなどがマッチするかを見極めるのが大前提であり、その先に結婚という道が開けてくるのではないでしょうか。
一児の母。フリーでライターやYouTube動画編集をしています。料理が好きですが、腕前はイマイチ。おしゃれフードや占いが好きで、娘が寝た後にのんびりと女子向けサイトを見て情報収集するのが最近の楽しみです。
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