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【SNS発】《産後の恨み》で深まる男女のミゾ…「夫は労働、育児は妻が」を、女性たちが受け入れられないワケ

2024.7.2 LASISA編集部

子どもが生まれたばかりなのに、夫が全く育児を手伝ってくれない……。女性側のそんな嘆きに、男性たちは真っ向反論。「産後の恨み」をめぐるSNSでの論争を解説します。

男女の主張それぞれを論点整理

育児に悩む妻のイメージ育児に悩む妻のイメージ

 【産後の恨みは一生】……。このフレーズをめぐりX(旧ツイッター)で論争が起きています。「夫も同じくらい寝不足になって育児してほしい(してほしかった)」という女性アカウントたちと、「夫は家計を支えている。収入を得るのは重要な育児の一つ」と反論する男性アカウントたち。両者の溝はなぜ埋まらないのでしょうか。

 発端となったのは2024年6月28日(金)の投稿です。女性アカウントが、産後に「夫が自分と同じくらい睡眠不足になって育児をしてくれたら一生感謝した」「一生恩に着た機会を夫が自ら手放した」という趣旨の内容をポストしました。

 これに対しては7月1日(月)夜時点で4.1万件超の“いいね”が寄せられており、「ほんとこれ」「産後の恨み、本当に忘れない。家のこと何もしてくれなかった」「思いやりや支え合いがないと夫婦の関係は壊れるよね」「夫、自分も親だっていう自覚がないんじゃないの?」と、自身の体験などを踏まえて共感する女性アカウントたちのリプライも多く見られます。

 一方、時間の経過とともに男性陣からの意見も徐々に数を増していきました。その内容は、「妻が家事育児をしているとき、夫は家計を支えるために必死で働いている」「家事をしなければ生活は回らないが、収入がなくても当然生活はできない」「夫に仕事も家事育児も求めるなら、妻も仕事を担わないと釣り合わない」といったものです。

次は……男性側が主張する「夫の大変さ」とは?

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