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「ネットの友情」は成立する? 心温まるエピソードも、やっぱり“危険”はぬぐえないワケ

2024.6.20 岩井なな

「ネットの友情」、あなたは成立すると思いますか? 思いませんか? さまざまな人と知り合える便利なプラットフォームだからこそ、あらためて気を付けておきたいこととは?

ネットの友情は成立するのか?ネットの友情は成立するのか?

 インターネットを介して友人になる、ネットで結婚相手を探す、そんな人間関係の構築が当たり前になった現代。一方で「ネットでしかつながっていない相手を友達と呼べるのか?」と、ネットで友情が成立するのか否かに疑問・違和感を感じる人は少なくありません。

ネット上の人間関係を「友達」と認識する人たち

 大辞泉によれば友達とは、「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人」。この定義に当てはめるのであれば、従来のオフラインの世界だけでなくオンライン上で知り合い関係性を築いていた相手であっても「友達」と呼んで差し支えないように思われます。

 昨今、ユーザー同士が最も知り合いやすく継続的な関係を結びやすいのはやはりSNS。

 SNSやオンラインコミュニティーを通じて共通の趣味や関心事を共有し、ときには実生活に関する悩みを分かち合うなどして信頼関係を構築していっています。

 世代が若くなるほど、例えば「……って友達が言ってた」などのフレーズが意味するところは、リアルの世界ではなくオンライン上の友人関係(「言う)も発話ではなく文字による投稿である可能性は十分に考えられます。

 さらには、特にやり取りが頻繁な相手だけではなく相互フォローの人全員を「友達」と認識する場合もあるので、そうなれば「友達の人数は数千人」とカウントする人がいてもおかしくありません。

次は……「ネットでの友情」を信じた人たちの話

ウェブライター 岩井なな

アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。

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