LASISA

Search

「昭和レトロ」「大正ロマン」広がり続ける人気のヒミツ♡ クリームソーダ、純喫茶…オトナ女子を魅了する世界観

2024.6.9 岩井なな

「昭和レトロ」SNSで多い投稿とは?

「昭和レトロ」のタグでは、クリームソーダの写真がダントツで多く、続いて喫茶店のプリンの投稿が多く投稿されていました。ノスタルジックな店内の雰囲気にフォーカスした投稿も多数。令和の現代からすれば非現実的な世界観に珍しさやオシャレさを感じる人は一定数いるようです。

 また「大正ロマン」のタグの中心コンテンツは、着物。モダンからレトロまでさまざなな柄やカラーの袴、着物を着た若者の写真がたくさん投稿されています。大正ロマン・昭和レトロのテイストはアジア圏の若者にも“刺さって”いるようで、中国語で投稿されたものもありました。

熱烈ファンから歴史好きまで…注目スポット

着物や袴姿で観光地を散策するのも、「大正ロマン」の楽しみ方の一つ着物や袴姿で観光地を散策するのも、「大正ロマン」の楽しみ方の一つ

 大正ロマンや昭和レトロを感じられる古き良きレトロさは、Z世代や女性に限らず幅広い世代・属性の人が楽しめる普遍的な魅力があります。その証拠に、それらを堪能できるスポットは一過性のトレンドで終わることなく長くファンを魅了し続けている場所がほとんどです。

 例えば、大正ロマンな雰囲気が注目を集める石川県金沢市の「金沢白鳥路ホテル山楽」。ロビーラウンジには重厚感のあるソファ、窓にはステンドグラスとムードたっぷり。そのラウンジは宿泊客以外もカフェとして利用でき、カラフルなクリームソーダが楽しめます。

 Z世代にとってのフォトスポットとしてはもちろん、大正ロマンな世界観に見せられた「歴女」(れきじょ、歴史好きの女性たち)からも人気とのことです。

 昭和レトロを満喫するなら老舗の喫茶店、いわゆる純喫茶は外せません。レトロな雰囲気の喫茶店は日本全国にありますが、中でも京都府京都市の「喫茶ソワレ」は昭和レトロを語るには外せない1軒です。

 1948(昭和23)年創業。リアルな昭和のムードをたたえる店内で感じられるのは、まごうかたなきレトロのかほり。喫茶店ならホテルより利用のハードルが低く、昭和レトロ初心者でも気軽に体験できます。

次は……「昭和レトロ」思いきり満喫するには?

ウェブライター 岩井なな

アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。

tags

この記事の関連タグ

recommend

こちらもおすすめ