【新玉ねぎ】普通の玉ねぎの違いは?甘みと辛みの差があるのはなぜ? 栄養成分の違いやおすすめの食べ方まで栄養士ライターが解説
2024.5.29 野村ゆき
春先からスーパーなどでよく目にする「新玉ねぎ」。普通の玉ねぎと比べて、外皮の色が白く、食べるとみずみずしく、辛みが少ないように感じます。見た目や味わいだけでなく栄養面の違いもあるのでしょうか? この記事では、今が旬の新玉ねぎと普通の玉ねぎの違いについて解説します。
新玉ねぎと普通たまねぎ、何が違う?
春先からスーパーなどでよく目にする「新玉ねぎ」。普通の玉ねぎと比べて、外皮の色が白く、食べるとみずみずしく、辛みが少ないように感じます。見た目や味わいだけでなく栄養面の違いもあるのでしょうか? この記事では、今が旬の新玉ねぎと普通の玉ねぎの違いについて解説します。
玉ねぎには、黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎ、小玉ねぎなどの種類があり、「新玉ねぎは」主に黄玉ねぎ、白玉ねぎを早採りしたもの。また、「普通の玉ねぎ」として多く出回っているのも、黄玉ねぎです。つまり、黄玉ねぎは新玉ねぎとしても、普通の玉ねぎとしても流通しています。
新玉ねぎと普通の玉ねぎは、品種の違いではなく、収穫から出荷までのタイムラグの違い。収穫後すぐに出荷されるがのが「新玉ねぎ」、タイムラグがあるものが一般的な普通の「玉ねぎ」です。普通の玉ねぎは、収穫後に保存性を高めるために1カ月ほど風に当たるなどしてから貯蔵し、十分に乾燥させたものを出荷します。「新玉ねぎ」は、その乾燥処理を行わず、収穫後すぐに出荷されます。
編集ライター歴25年以上。食と栄養への興味が高じて40代で社会人学生となり、栄養士免許と専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格を取得。食品・栄養・食文化・食問題に関する情報+好奇心のアンテナをボーダーレスに広げ、分かりやすい記事をモットーに執筆中。
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