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【アスパラガスの豆知識】選び方のポイントは? オス株とメス株がある? 鮮度を保つ保存は? 根元の下処理はどうする? 栄養士ライターが解説

2024.5.23 野村ゆき

栄養を損ねない保存方法

▲野菜売り場のアスパラガス。正直、オス・メスの見分けは難しいです。▲野菜売り場のアスパラガス。正直、オス・メスの見分けは難しいです。

 スーパーなどでアスパラガスが立った状態で並んでいる光景を目にしますが、このことには理由があります。横に寝かせると、穂先に多い驚異的な成長パワーを持つアスパラギン酸が、穂先を起こそうとして自分自身の養分を消耗してしまい、うまみが半減。食感も筋っぽくなってしまいます。

▲こんな感じで空の牛乳パックを活用すれば、立てて保存しやすいです(切り口でケガしないよう紙テープで保護しています)▲こんな感じで空の牛乳パックを活用すれば、立てて保存しやすいです(切り口でケガしないよう紙テープで保護しています)

 家の冷蔵庫(野菜室)で保存するときも、立てた状態がベスト。空の牛乳パックやペットボトルを活用し、立てた状態で保存しましょう。開封後や袋入りではないアスパラガスは根元部分に湿らせたキッチンペーパーをあてて、ポリ袋やラップで巻いて空気に触れないようにして立てて保存を。

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栄養士・編集ライター 野村ゆき

編集ライター歴25年以上。食と栄養への興味が高じて40代で社会人学生となり、栄養士免許と専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格を取得。食品・栄養・食文化・食問題に関する情報+好奇心のアンテナをボーダーレスに広げ、分かりやすい記事をモットーに執筆中。

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