スーパーのレジ係は見た! 本当につらかった「理不尽クレーム」(1)…レジ行列に並びたくない客、まさかの“暴走”?
2024.5.19 かんな
スーパーの店員たちが客から浴びせられる「理不尽なクレーム」。その内容について3回に分けて紹介します。
スーパーで働いていると「ありえない……」と思わずつぶやいてしまいたくなるクレームに遭遇することがあります。店員側のミスを指摘されるのであればもちろん甘受しますが、お客さま都合のクレームには「それはないよ」と突っ込みたくなるものもしばしば。スーパー勤務4年の経歴を持つ筆者が経験した“理不尽なクレーム”を3つ紹介します。1本目の本記事では、「レジの列に並びたくない客」について。
「並びたくない!」 列の順番待ちを嫌がる客の“暴走”
レジが混雑しているとき、順番待ちの列に並びたくないという理由でサービスカウンターで会計をしてもらおうとするお客さまがいます。
それほど頻繁ではありませんが、男女を問わず複数の人に要求されたことがあるので、他のレジ係も経験しているのではないでしょうか。
確かに、サービスカウンターにはレジがあります。
しかし、サービスカウンターのレジは返品や贈答品購入などに対応するためのレジであり、普通の買い物は対象外。レジ内に入っている紙幣や硬貨も必要最低限なので、通常のレジと同じように使えるわけではありません。
しかも「レジに並びたくない」という理由でサービスカウンターでの対応を求めるのは、実質的な“横入り”であり他のお客さまにも失礼です。そのため、通常の買い物であれば引き受けるわけにはいきません。
レジに行列ができていると待つのがイヤだと感じる気持ちは当然分かりますが、それがルールである以上、店で買い物をするときは従っていただくしかありません。
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