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【SNS発】「#あなたが一番怖ろしかった本」投稿ずらり ホラーから史実まで、あなたの“最恐”作品は?

2024.5.9 LASISA編集部

X(旧ツイッター)で多数の投稿が寄せられたハッシュタグ「#あなたが一番怖ろしかった本」。その一部を紹介します。

ハッシュタグに寄せられた名作の数々

恐ろしい本で描かれる世界のイメージ恐ろしい本で描かれる世界のイメージ

 SNSでは絶えずトレンドの話題が生成されますが、中でも「おすすめを紹介してください」という意図で作られたハッシュタグは、同じ興味を持つユーザーたちの目にとまりやすくさまざまな投稿が寄せられるため、有意義な情報が集積されるうえ後から一覧しやすい“ブックマーク”としての機能も果たします。

 2024年4月中旬にX(旧ツイッター)で多数の投稿を集めたのは「#あなたが一番怖ろしかった本」というハッシュタグでした。

何を「恐ろしい」と感じるかは人それぞれ

 何を恐ろしいと感じるかは人によってそれぞれ違うだろう、という提起から、あるユーザーが「あなたが一番怖ろしかった本」というハッシュタグを立ち上げ、作品を募集。読書好きたちの間でリポストされて、1000件前後のブックレビューが寄せられました。

(1)外せない、王道のホラー作品

 筆頭として挙げられたのはやはりホラー作品です。

 転居先の部屋で起こる怪奇現象とそこに潜む因縁を描く「残穢(ざんえ)」(小野不由美、新潮文庫)、呪いのビデオテープと奇怪な女「貞子」の恐怖を描きJホラーの金字塔とも評される「リング」(鈴木光司、角川ホラー文庫)など。

(2)人間が怖い“ヒトコワ”作品も人気

 怪奇現象などは起こらないものの、同じく恐怖ものとして人気が高いジャンルであるサスペンスでは、死亡保険金をめぐる殺人疑惑から人間心理の恐ろしさで読者を圧倒した「「黒い家」(貴志祐介、角川ホラー文庫)や、インターネット上のナンパで女性と知り合うものの、彼女の言動が徐々に常軌を逸していく「リカ」(五十嵐貴久、幻冬舎文庫)など、こちらも枚挙にいとまがありません。

次は……子どもの頃の記憶、実在の人間の恐ろしさ

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