【イチゴの栄養】1日何粒でビタミンCを補給できる?紫外線対策や美肌に!二日酔い予防にも♪ 栄養士ライターが解説
2024.4.23 LASISA編集部
イチゴと相性のいい食べ物の組み合わせは?
イチゴには、カリウム以外のミネラルと脂溶性ビタミン(A・D・E・K)が少ないため、それらを補う食べ合わせは栄養アップにつながります。おすすめの組み合わせ例をご紹介しましょう。
●イチゴ×牛乳またはヨーグルト
イチゴと乳製品の組み合わせはおいしいだけでなく、カルシウム補給にもなり、育ち盛りの子どもや骨粗しょう症が気になる40代以降の“ゆらぎ世代”女性におすすめ。さらに、イチゴに含まれるビタミンC+たんぱく質でコラーゲンの合成を促すうれしい相乗効果も。
●イチゴ×小松菜・ほうれん草
体内でビタミンAに変わるカロテンとビタミンKが豊富な小松菜やほうれん草と一緒にスムージやサラダに。また、小松菜・ほうれん草に含まれる鉄はイチゴのビタミンCと組み合わせることで吸収率が高まります。さらに、アーモンドなどのナッツ類、アボカド、オリーブオイルも加えるとビタミンE補給にも。
イチゴは二日酔い予防の救世主!?
なお、イチゴだけに限りませんが果物に含まれている果糖(糖質の一種)には、アルコールの分解を促進する働きがあり、ビタミンCは二日酔いの原因物質となるアセトアルデヒドを分解するために必要な栄養素でもあります。イチゴはひと口サイズで食べやすく、ワイン、シャンパン、ウイスキー、日本酒とも好相性。お酒好きな人はイチゴをお供に加えてみてはいかがでしょうか。
※参考文献:久保田紀久枝・森光康次郎編『食品学-食品成分と機能性-』東京化学同人,2017、板木利隆監修『新・野菜の便利帳 おいしい編』高橋書店,2016、白島早奈英・板木利隆監修『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』高橋書店,2009、奥嶋佐知子監修『食品の栄養とカロリー事典 第3版』女子栄養出版部,2022
※イチゴは、農林水産省の基準では野菜に分類されますが、食品成分表では果物類に属することから、この記事では果物として表記しています。
recommend
こちらもおすすめ