【イチゴの栄養】1日何粒でビタミンCを補給できる?紫外線対策や美肌に!二日酔い予防にも♪ 栄養士ライターが解説
2024.4.23 LASISA編集部
小さな1粒に秘められた「イチゴ」の栄養ポイントをクローズアップ。注目したい栄養素とその働き、効果的な食べ合わせなどを紹介します。紫外線が強くなる春から初夏に「イチゴ」を食べてビタミンチャージをしましょう!
イチゴには美肌と健康をサポートする栄養がいっぱい!
イチゴは果物の中でもビタミンCが豊富。同じ100gを比べた場合、イチゴはみかん、バナナ、りんごよりも豊富なビタミンCを含んでいます。イチゴ1粒の正味重量(食べられる部分の重さ)は約15gなので、1日11粒ほど食べれば12歳以上が1日に必要な推奨量100mg(日本人の食事摂取基準2022年版より)を十分クリアできます。ビタミンCはメラニンの生成を抑えシミを防ぐ働きがあり、紫外線が強くなる春から夏に摂りたい栄養素の一つ。コラーゲンの合成を助けて美肌づくりをサポートし、免疫力を高めて風邪やストレスから心身を守ってくれる抗酸化ビタミンでもあります。
また、赤血球やDNAをつくる手助けをする葉酸、腸内環境を整える食物繊維も多く含まれています。イチゴの食物繊維にはペクチンも含むため糖質の吸収を緩やかにしたり、コレステロールの排出を促したりすることで生活習慣病の予防にも役立ちます。ほかにも、虫歯予防に役立つキシリトールやフラボノイドを含み、印象的な赤色は強力な抗酸化作用があるアントシアニンに由来するものです(白系いちごにはアントシアニンは少ないとされています)。
さらに、イチゴそのもののエネルギー(カロリー)と糖質は他の果物と比べて少なめである点も、ダイエット中の人にはうれしいですね。
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