甘え、当然という態度が嫌…【時短勤務】は迷惑か?否定派の割合は?みんなの“イメージ”を調査
2024.4.15 LASISA編集部
時短勤務への印象は年代で違い
年代別に結果を見ると、20代までの若い世代は時短勤務に「良い」「まあまあ良い」という好意的な意見を持つ人が過半数を占めていました。これは、30代以上の世代では見られない傾向です。
30代以降の世代で最も大きな割合を占めるのが「何とも思わない」です。多くの人は、きちんと仕事をこなしてくれれば勤務時間が短いことに否定的ではありません。
20代は、、
「自分の体調を整えながら働けるからです」(女性・20代後半・時短勤務の印象「良い」)
「自分の周りにいる時短勤務の人は、責任感が強く、仕事をしっかりこなしているから。」(男・~20代前半・時短勤務の印象「良い」)
など、肯定的な意見が多い結果でした。
30代以降は、
「そういう権利があるから取りたい人は取ればいいと思う」(女性・30代・時短勤務の印象「普通」)
「制度を利用しているだけなので、特に良いとも悪いとも思いません」(男性・40代・時短勤務の印象「普通」)
などと回答しました。
アンケート調査の結果から、「キャリアクラフト」は、「大半の人が時短勤務に対して特に何も思っていないことが分かりました。時短勤務を申請する際、なんとなく後ろめたい気持ちになるかもしれませんが、思っているより誰も気にしていません。また、ライフステージが変わることで時短に対する印象が変化した人もいます」とコメントを寄せています。
実際に、子育てを経験して時短への印象が変化した男性から下記のような回答がありました。
「以前はややマイナスなイメージを持っていましたが、子どもを持つようになってから、妻が時短勤務をするようになり、育児をするための制度でもあると認識を改めました。」(男性・30代・時短勤務の印象「普通」)
時短勤務を否定する人は全体で1割程度ということが、今回の調査から分かりました。人口減少で労働力の確保が難しくなっている現在、「時短勤務の制度はより一般的になっていくでしょう」と分析しています。
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