【おしごと図鑑】インスタグラマーの仕事ってどんな感じ? おしゃれな世界の舞台ウラをご紹介
2024.4.2 岩井なな
「三脚」の持参は当たり前、さまざまなこだわり
ここで、プレスツアー参加者が語るインスタグラマーの日常を紹介します。
あるホテルラウンジでのスイーツビュッフェでは、二人組みのインスタグラマーがケーキやドリンクをバランスよく並べてテーブルの上を賑やかにセッティング。ワイングラスにはサイダーを注ぐことで、シャンパン風に見せるといったテクニックも駆使します。
ここで登場したのが、大きな三脚。三脚にスマートフォンをセッティングして連写機能を使い自撮りを開始。なんと、シャッターが切られるたびに何度も「かんぱーい! かんぱーい! かんぱーい!」とグラスを軽くぶつけるのです。少なくとも50回は繰り返された連続乾杯に、一般の利用客はかなり驚いていたそうです。
リアルな感動やときめきを写真に残して伝えるのがインスタグラマーの役割と考えると、写真へのこだわりが強いことにも納得できます。
三脚持参は当たり前、他にも写真や動画を撮ってくれる専用のスタッフがツアーや食事会に同行するインスタグラマーも珍しくないと言います。
自分自身が映(ば)えることも大切なので、見た目に気を遣いつつより良いアングルを探して画像や動画を撮りまくることを考えると、撮影専用の人がいた方がいいのかもしれません。
アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。
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