【鼻をすする】はマナー違反?日本の常識は海外で“非常識”かも…海外で嫌がられる「やりがち行為」3つ
2024.3.30 LASISA編集部
オンライン語学学習プラットフォームを提供する「Preply」(アメリカ)が、「カナダとアメリカでのマナー違反行動」について調査を実施し、その結果を発表しまし
海外でも意識高まる「スマホマナー」
オンライン語学学習プラットフォームを提供する「Preply」(アメリカ)が、「カナダとアメリカでのマナー違反行動」について調査を実施し、その結果を発表しました。
まずはカナダで実施された調査では、最も失礼だと感じる振る舞いについて、「スマホに夢中になっていて傍若無人になっている」が最も多く、次いで多かったのが「公共の場で騒がしくしている」、3番目には「渋滞時に合流させない」という車走行時のマナーも挙げられました。
カナダ同様、アメリカでも「スマホに夢中になっていて傍若無人になっている」が最も迷惑とされる行為に。次いで2番目には「渋滞時に合流させない」、3番目には「歩行者の付近で速度を減速しない」が挙げられました。
特にアメリカでは歩きスマホに対して厳しい対策がなされており、ニュージャージー州では2012年に歩行中の歩きスマホを禁止する法律が制定され、違反者に対しては罰金が科されます。ハワイ州でも、2017年に道路横断時にスマホやデジタル機器に注視していると15ドルから35ドルの罰金を科す法律が成立しました。このような背景から、一般人の間でもスマホマナーに対する強い意識が高まっているのかもしれません。
日本人がやりがちな「タブー」3選
「日本の常識は海外の非常識」という言葉があるように、文化背景が異なれば守るべきマナーも異なります。日本人がうっかりやってしまいがちなタブーについて「Preply」が、主な3つの行為を紹介ています。
・鼻をすする
日本では人前で鼻をかむことに抵抗感がある人が多いですが、欧米では鼻をすする音は非常に嫌悪感を持たれます。ラーメンやパスタなどの麺類やスープ、お茶を飲むときは特に気をつけましょう。
・レストランで大声で店員を呼ぶ
日本ではレストランで店員さんを呼ぶことは決して失礼には当たりませんが、欧米圏では大声で店員を呼ぶことはまるで召使いを呼ぶような印象になるためご法度です。テーブルごとに担当者が決まっているため、注文が決まったらアイコンタクトか少し手を挙げて店員を呼ぶようにしましょう。
・身体的特徴を口にする
日本は単一民族国家で、日本人の割合は約98%とされています。
日本では「肌が白い」「痩せている」「小顔」「鼻が高い」といった言葉は誉め言葉として捉えられますが、例えばアメリカやヨーロッパ圏では西洋人、アフリカ系アメリカ人、アラブ人、ヒスパニック系など多くの文化背景を持つ多民族で構成されています。
それにより誉め言葉として言ったつもりでも相手にとってはコンプレックスだったり、反対にけなされていると受け止められたりしてしまうことも。身体的特徴を話題にすることは控えましょう。
「Preply」は、「旅行や海外出張などで外国に行く場合には、事前にその国のマナーについて学ぶことが相手の国に対する尊重にもなるでしょう」とアドバイスしています。
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