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子どもが【学童をやめる時期】約半数が「1年」のうちに退所…「#学童落ちた」って何だったの?

2024.3.19 LASISA編集部

「放課後NPOアフタースクール」が、共働き世帯の小学生が放課後の時間を過ごす放課後児童クラブの利用状況について調査を実施し、その結果を発表しました。

放課後児童クラブの利用状況を調査

約30%の人が1年生の前半に退所約30%の人が1年生の前半に退所

「放課後NPOアフタースクール」が、共働き世帯の小学生が放課後の時間を過ごす放課後児童クラブ(以下「学童」)の利用状況について調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年2月21日(水)~2月23日(金)の期間、小学生低学年の子どもを持つ共働き男女360人を対象に、インターネット上で行われました。

 それによると、「現在の利用状況」について、「学童には入所しなかった」(44.4%)、「学童には入所したがすでに退所している」(15.6%)、「学童に現在入所している」(40.4%)という結果でした。入所しなかった理由について、都市部(23区・政令指定都市)では「就業時間と利用可能時間が合わなかったから」、「子どもが行きたがらなかったから」、「働き方が柔軟だったから」が多く、都市部以外では「家族等のサポートが得られたから」が多い傾向でした。

「退所者の退所時期」について、約30%の人が1年生の前半(4月が16.1%)に、また約50%の人が1年生のうちに学童を退所していることがわかりました。

なぜ学童を退所したのか

学童に入所しなかった理由(都市部、都市部以外)学童に入所しなかった理由(都市部、都市部以外)

 退所理由は「子どもが行きたがらなくなったから」が1年生では最多(35.7%)、次いで「働き方の変更」(28.6%)となりました。一方、2~3年生の退所者は「子どもがひとりで留守番できるようになったから」(53.6%)、「子どもが行きたがらなくなったから」(32.1%)が多い傾向にありました。

 保護者・子どもの項目別評価を現利用者と退所者で比較したところ、退所者の評価が著しく低かった項目は、子どもでは「困った時に助けてくれる人がいる(-21.7pt)」「大人(職員)が話を聞いてくれる(-15.2pt) 」となりました。

 保護者では「子どもが安全に過ごすことができている(-21.0pt) 」「子どもが学童に自ら望んで行っている(-18.8pt) 」「困ったときに職員へ相談できる(-17.1pt) 」等に差が表れました。

 調査を行った「NPOアフタースクール」代表理事の平岩さんは「今回の調査結果から得られた示唆は、まず1つ目に1年生の初期で放課後児童クラブをやめる割合が多く、都市部においてはその理由として『子どもが行きたがらなくなったから』が多いこと、ここに取り組むべき課題があるのではないかということです。

次に、子ども自身が行きたいと思える要因として『友達と一緒に遊べること』が重要ということです。不満や退所の理由として『学童に通っていない友達と遊びたい』という声が多くあがりました。就労等の入所要件がある放課後児童クラブにおいては制度上不可避な問題ですが、子どもの声を聴くと、誰でもアクセスできる放課後の居場所が求められていると言えます。

そして3つ目は、放課後児童クラブ職員と子どもとの関わり方の重要性についてです。『困った時に助けてくれる人がいる』『大人が話を聞いてくれる』など、職員との関わり方や関係性について重要視していることが伺えました」と分析しています。

概要資料URL:https://x.gd/vJvi4

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