「仕事でジーンズはける?」オフィスの服装【今昔】10年前と大きく変化した“3業種”は?
2024.3.8 LASISA編集部
ファーストリテイリンググループのブランド「PLST(プラステ)」が、10年前と比較したオフィスファッションの意識調査を実施し、その結果を発表しました。
オフィスファッションに変化はあった?
近年、リモートワークなど働き方や働く環境の変化によって、オフィスファッションの多様化・カジュアル化が進んでいます。
ファーストリテイリンググループのブランド「PLST(プラステ)」が、10年前と比較したオフィスファッションの意識調査を実施し、その結果を発表しました。
調査は、関東在住で10年間同じ業種の企業に勤めている30~59歳の会社員の男女500人を対象に、インターネット上で行われました。
それによると、「オフィスで着用しているスタイルについて、10年前は「スーツ」や「制服」など決められたスタイルが約半数(50.8%)だったのに対して、現在では「カジュアル」や「オフィスカジュアル」など自由度の高いスタイルが半数以上(56.4%)を占める結果でした。
また、10年前に「金融・銀行・保険」「不動産・建設」「IT・ソフトウェア・情報処理」の3業種で、「スーツ」スタイルが最も多い割合だったのに対し、現在は、その3業種は「オフィスカジュアル」のスタイルが最も多いことがわかりました。
オフィスでジーンズはアリ?ナシ?
カジュアルアイテムの代表格ともいえる「ジーンズ」をオフィスシーンではくことについて「あり」と回答した人は8割近く(76.6%)にのぼる結果となり、ジーンズがオフィススタイルの1つとして受け入れられていることがうかがえます。
また、実際のオフィスでの着用意向を聞いたところ、現在では全体の3割以上(33.0%)がジーンズをオフィスで着用していることがわかり、10年前と比較すると、10業種中9業種でジーンズの着用率が増加していることも明らかとなりました。
10年前にはオフィスでジーンズをはいていなかったが、現在はいている人に対して理由を聞いたところ、「職場の服飾のルールが変わったから(42.6%)」の回答が最も多く、企業の考え方の変化によってジーンズを着用する人が増加していることがわかりました。さらに、「世の中のトレンドが変わったと思うから(29.8%)」「オフィスにも着用できるきれいめなデザインが増えたから(25.5%)」など、時代の変化に加えてジーンズがオフィスでも着用できるようなデザインに変化したことも一因となり、着用率が高まったことが推測できます。
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