【子どもの写真】をSNSに投稿するのはアリ?ナシ?保護者の“危機感”を調査
2024.3.8 LASISA編集部
保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」が、「子どもの写真のSNS投稿に関する保護者のプライバシー保護意識調査」を実施し、その結果を発表しました。
子どもの写真をSNSに投稿するリスク
日々、多くの情報が投稿され、やりとりが活発に行われているSNS。子育てにおいても、情報収集や情報交換のツールとしても欠かせないものになってきています。SNSで、自身の子どもの写真を載せているユーザーを見かけます。日々成長する子どもの姿や、子育て中に起こるちょっとした出来事を共有したくなる気持ちになるものです。しかし、子どもの写真をSNSに投稿することには、リスクが潜んでおり、子どもへの悪質犯罪につながる可能性も少なくありません。
保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」が、「子どもの写真のSNS投稿に関する保護者のプライバシー保護意識調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査は、2024年2月9日(金)~18日(日)の期間、未就学児をもち、SNSに子どもの写真を投稿したことがある保護者171人を対象に、インターネット上で行われました。
子どもの写真をSNSに投稿する人の割合は?
それによると、「自身の子どもの写真をSNS(LINEは除く)で投稿していますか?」という質問に対し、「過去にはしていたが、現在はしていない」が3割を超える(36.3%)結果でした。次いで「2~3カ月に1回」(18.7%)、「週に1回程度投稿する」(14.6%)でした。
自身の子どもの写真をSNSに投稿する(していた)理由について、6割(60.2%)が「家族や友達・知人に近況や成長を伝えたいため」と回答しました。また「子どもの成長記録として残したいため」も半数(54.4%)を超えました。
自身の子どもの写真をSNSに投稿する際のプライバシー対策や配慮については、9割以上(91.8%)が「プライバシー対策や配慮をしている」と回答しました。
回答者に、実際にどのようなプライバシー対策や配慮をしているのかを質問したところ、「アカウントの公開範囲を制限する」が半数(50.3%)を占めました。次いで、僅差で「裸や下着姿(オムツ姿含む)など肌の露出が目立つ写真は投稿しない」(48.5%)、「住所や所在地を特定されないように、位置情報を入れない」(45.0%)という結果でした。
recommend
こちらもおすすめ