【心理現象】障壁の先に待つ“愛のカタチ”「ロミオとジュリエット効果」 ※危険※蛙化現象を発動するかも
2024.3.7 イチジュ
「障壁がある恋って燃える!」それ、「ロミオとジュリエット効果」かも! 「蛙化現象」になる場合は要注意! 心理現象の特徴を解説していきます。
「ロミオとジュリエット効果」って?
結ばれない恋を描いた、世界的に有名なシェイクスピア作品「ロミオとジュリエット」を冠した心理現象「ロミオとジュリエット効果」をご存知ですか? これは、恋愛の中で障壁が多く、一緒に乗り越えようという気持ちから恋愛感情が燃え上がる現象のことを指します。結ばれたいけどなかなか結ばれないという、悲劇の状況が男女の恋を燃え上がらせるという意味があります。
今回は、「ロミオとジュリエット効果」の典型的なパターン、効果が切れてしまった時に発動の危険性がある「蛙化現象」についても紹介します。
障壁の先に待つ“愛のカタチ”
二人で壁を乗り越えていこうという気持ちが、お互いの絆を強くしていく「ロミオとジュリエット効果」。実際にどんなパターンを指すのか?というと、
親から反対されている
遠距離恋愛
彼女に門限がある
大幅な歳の差
社内で恋愛が禁止されている
など、例に挙げた以外にも、さまざまな外的要因などで、困難な恋愛をしている人たちが存在します。
「ロミオとジュリエット効果」と「蛙化現象」の関係性
障壁を乗り越える過程で深まる絆と愛が特徴的な「ロミオとジュリエット効果」ですが、障壁を乗り越えた先はどうなるでしょうか?
ここからは、「ロミオとジュリエット効果」と対照的な心理現象「蛙化現象」について見ていきましょう。「蛙化現象」とは、相手に好意を抱いていたはずが、ある一定の言動によって恋心が急激に冷めてしまう現象のことを言います。
“限定的な状況“で燃え上がる「ロミオとジュリエット効果」の後に、仲がより一層深まるカップルがいる一方で、場合によっては「あれ、なんか違う?」と冷静になってしまう、両パターンが存在します。例えば、会える回数が月に1回もなかった遠距離カップルが、同棲できるようになった途端に「思っていたのとなんか違う……」と、相手に対して「蛙化現象」を引き起こして別れてしまうというパターン。
障壁ありきで盛り上がっていたけれど、実は本物の愛じゃなかったということが発覚する時に発動する「蛙化現象」。悲しいですが、経験したことがある人もいるのではないでしょうか…。逆に言えば、障壁を乗り越えた先でも仲睦まじくいられる相手というのは、あなたにとって、最高のパートナーと取れますよね。
【まとめ】
皆さんは、困難な状況での恋愛に燃えた経験はありますか? 周りからの共感を得られないからこそ、2人だけの絆を深めてくれる「ロミオとジュリエット効果」。その愛が本物なのかを見極めたい時の指標にしてみてくださいね!
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