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「ポリ袋ハンター」知ってる? スーパーに現れる“迷惑客” いい大人は絶対やっちゃダメ!

2024.3.3 かんな

大勢の利用客が訪れるスーパーマーケットで、備え付けのポリ袋を大量に持ち帰る人がいます。その実態について、勤務経験のある筆者が紹介します。

ポリ袋以外にも…狙われるのは、あらゆる備品

スーパーにあるポリ袋のイメージスーパーにあるポリ袋のイメージ

 ご存じの通りスーパーには、生鮮食品売り場や会計後に商品を詰めるサービス台などに「ポリ袋」が設置してあります。これは野菜や水分が出やすい精肉・鮮魚などを入れるために用意されているものですが、ときどきこのポリ袋を大量に持って帰るお客さまがいます。「ポリ袋ハンター」などと呼ばれることもあるようです。

 今回は、ポリ袋ハンターがどれぐらいのポリ袋を帰っているのか、またポリ袋以外にも大量持ち帰りが多いものについて、かつてスーパーに勤務していた筆者が紹介します。

信じられる? 大量持ち帰りの「大量さ」がエグい

 サービス台にはロール状になったポリ袋がありますが、筆者はスーパーに勤務していた間、これを両手で10巻きくらいして持って帰る人を何度も見掛けました。左右の手首にポリ袋を巻き付けて手首をグルグルと回すことで、大量のポリ袋を“効率よく”巻き取ることができるしぐさです。

 ポリロールが何度も回転するゴロゴロゴロゴロという音は意外と大きいので、レジをしている最中でもスタッフは気が付きます。周りのお客さまも「えっ?」という表情をそちらへ向けますが、ポリ袋を巻き取っているお客さま自身は気にもとめない風でした。

 まれに商品を一つ一つポリ袋に入れる人はいますが、大量持ち帰りする人は商品を入れるわけではなく、自宅で別の用途に使うために持って帰っていると思われます。

 ひどい場合だと、ポリロールが芯ごと無くなることもたびたびありました。ポリロールを丸ごと持ち帰っているのです。芯ごと持ち出すには部品を取り外さなければいけないのですが、気付けば無くなっていることが少なからず発生し、その執念に驚かされるばかりでした。

 ポリ袋はスーパーでも100円ショップ均でも手に入る、何も珍しくない品物です。自宅で使いたい場合は備品を持ち帰るのではなく、購入するのが常識です。

次は……限度を超える持ち帰りは「窃盗」になる?

ライター かんな

2児の母で、ウェブライターをしています。キャンプやサーフィンなどのアウトドアも好きですが、自宅にこもって動画配信を見たり、最新情報をチェックしたりするのも好きです。

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