【保存版】「非常用持ち出し袋」に必要なものリスト 災害時に欠かせないアイテムや心構えを全紹介
2024.2.24 笠原加帆
いつ起こるか分からない災害に備える非常用持ち出し袋。その中に入れておくべきグッズや保管方法について、あらためて確認しましょう。
明日はわが身、今すぐ備えよう、見直そう
災害大国と呼ばれる日本。地震や土砂崩れ、洪水などさまざまな災害がいつどこで起きてもおかしくない環境で私たちは生活しています。発災時、家族で必要最低限の暮らしができるよう備えておきたいのが防災グッズ。なかでも避難の際に持って出る「非常用持ち出し袋」は用意しておくと安心です。毎年災害のニュースが報道される中で、すでに用意している人も多かもしれませんが、たまには中身を見直してみることも大切。本記事では、非常用持ち出し袋に必要な基本のアイテムと、ぜひ入れておいてほしいおすすめのアイテムを紹介します。
非常用持ち出し袋の使い方、そなえ方
非常用持ち出し袋とは、災害が起こった際の緊急避難時に持ち出す非常品を入れたバッグやリュックのこと。生活用品や食料品など、しばらくの避難生活を送る上で必要となる最低限の物資を詰め込みます。非常用持ち出し袋の保管場所は、玄関や車の中など逃げる際に目に付く場所がおすすめです。
災害発生後3日間は救援物資が届きにくい期間とされ、自分たちで物資を賄う準備をしておかなければいけません。そのため、物資は最低でも3日×家族の人数分を用意しておくことが望ましいとされています。ただし、非常用持ち出し袋の重さは男性で15kg、女性で10kg程度が目安とのこと。これ以上重いと避難に支障が出ることも考えられるので、重さにも注意が必要です。またこの範囲内であっても、運ぶのに耐えうる重さは人によって違うため、一度持って歩いてみるなどして確認しておくことをおすすめします。
非常用持ち出し袋は「ローリングストック形式」で備えておきたいところ。これは、日常品を多めに購入して自宅に備蓄しておき、消費したものをさらに買い足しておく方法です。この方法で非常用持ち出し袋の中身を適宜入れ替えることで、賞味期限や消費期限切れのアイテムが含まれてしまうことを防げたり、非常時にも慣れているものを食べられるといったメリットがあります。
関西でひっそりと暮らすフリーライター。温度のあるライティングを心がけている。読書、お香集め、ファッション、カフェ、キャンプ、釣りなど趣味は多岐に渡る。自分を癒すために花を買って帰る女性が憧れ。
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