「離婚式」とは?一体何をするの? じわり浸透中の“新たな門出イベント”二人の再スタートを後押し
2024.2.15 LASISA編集部
二人の“再スタート”を後押し
日本初の「離婚式プランナー」として、700組以上の離婚式をプロデュースしている「たきびファクトリー」代表の寺井広樹さんは、同社で行っている「離婚式」の実際の流れを教えてくれました。
【離婚式の流れ】
1旧郎・旧婦が「離婚に至った経緯」を司会者が参列者の方に向けて説明
2旧郎 ・旧婦から一言ごあいさつ
3友人代表あいさつ
4「最後の共同作業」結婚指輪をハンマーで叩き割る
5出席者で会食
「旧婦様の友人の方が友人代表あいさつで旧婦様にプロポーズしたことでしょうか。周囲は拍手でしたが旧郎様ふくめその界隈の方は複雑な空気でした」と、驚きのエピソードを明かしてくれました。
離婚式に対してはポジティブに思う人が多数いるようで、「気持ちを切り替えるには良いイベントなんじゃないかな」「円満離婚だからこそできることかもしれないけど、門出には違いないし、祝うのもありだよね」といった声が多く見られました。「面白そうだから一度出席してみたい」「離婚式に出たら友情深まりそうな気がする」など、当事者ではなくても興味をそそられる人は多いようです。
“円満離婚の日”である2月29日は、うるう年。4年に一度の円満離婚の日を、夫婦の絆、結婚・離婚の本質や夫婦関係などを改めて考える機会にしてほしいという思いの元、2024年2月27日(火)に、「たきびファクトリー」が、東京都新宿区のイベント会場「新宿ワープ」で、離婚式の体験イベントを開催する予定です。
「離婚を肯定するのではなく、離婚式というイベントを通じて、お二人がけじめをしっかりつけて良い形で再スタートするきっかけしてほしい」(寺井さん)
体験イベントは、離婚経験者や離婚を検討している人、まだ結婚をしていない人、円満な夫婦まで、18歳以上の男女ならどなたでも参加可能。参加料(御終儀)は無料だそうです。
「離婚式を挙げたことによって15組の夫婦が離婚を思いとどまりました。参列されたご友人やご親族に励まされて、もう少し頑張ってみようと思い返されたようです」と、寺井さんは明かします。
これからもさらに浸透していきそうな「離婚式」。プランや催し物など、今以上に進化を遂げていくかもしれません。
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