12月27日【かに座の満月】開運アクションのカギを握るのは“家族や仲間” 「コールドムーン」由来も
2023.12.26 LASISA編集部
12月27日(水)は今年最後の満月を、かに座で迎えます。この満月が意味するものと、この日にすべき開運アクションを紹介します! 「コールドムーン」の由来まで。
12月の月を「コールドムーン」と呼ぶわけ

12月27日9時33分頃、月はかに座の位置で満月を迎えます。12月の月のことを“冷たい月”を意味する「コールドムーン」と呼びますが、そう名付けたのは昔からアメリカで暮らしている先住民族たちでした。彼らは農作業や狩猟のため、月ごとに満月に名前を付けて生活の目安にしていたのです。
作物も取れず、動物たちの姿もめっきり見られなくなるコールドムーンの時期は先住民族たちにとって過酷です。彼らの信仰の中には「寒さや飢えといった不快なものも神様からの贈り物」と考える文化があり、辛くて長い冬を家族や仲間と励まし合い、春を待ちわびて暮らしていたと言われています。
12月27日「満月」はかに座の使命を秘めている

先ほどもお話ししたとおり、この日の満月はかに座で起こります。かに座の使命とは、心から安心できる場所や人間関係を作り、それを守り続けること。かに座ができたギリシャ神話の中に、かに座の使命を解き明かすヒントが隠れています。
ギリシャ神話には「ヘラクレスとヒュドラ」というお話があります。ヘラクレスはギリシャ神話最大の英雄で、ヒュドラは九つの頭を持つ蛇の形をした怪物です。ヘラクレスは人々に迷惑をかけていたヒュドラを退治するため、ヒュドラが住む池にやってきました。その池にはヒュドラの親友の“巨大なかに”カルキノスも住んでいて、彼らの戦いを物陰から見ていました。ヘラクレスによって首を八つ切りに切り落とされたヒュドラの姿を見て、カルキノスは親友を助けようとヘラクレスの足をハサミで攻撃。しかし、一瞬にしてヘラクレスに踏み潰されてしまい、ヒュドラとともに命を落とします。そんなカルキノスを哀れに思ったゼウスの妻ヘラが、カルキノスを天に上げてかに座にしたのです。
カルキノスが守りたかったのは、親友であるヒュドラ。そこから、自分の命をかけても仲間や家族といった大切な存在を守り抜くことが、かに座の使命になったと言い伝えられています。
かに座「満月」はパワーがより強くなる

満月や新月の日には月のパワーが強くなりますが、かに座の満月はさらにパワーが強くなると言われています。星座にはそれぞれ守護星といって、それぞれの星座を守る天体があるのですが、かに座にとっての守護星は月。かに座で満月が起こる時は月のバックアップが受けられるため、パワーがいつも以上に増すと考えられています。
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