お刺身食べるのが怖い…アニサキスによる食中毒、被害に遭わないためには?
2023.12.29 LASISA編集部
アニサキスの被害に遭わないために
アニサキスには、マイナス20度で24時間以上の冷凍、または、一定時間の過熱処理が有効です。生で食べる場合、できるだけ新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く、内臓を生で食べない、目視でアニサキスの幼虫を取り除くといった点に注意するよう厚生労働省が発表しています。
この“目視”に役立つアイテムとして「アニサキスライト」が知られています。例えば、「KOOLBEAMのアニサキスライト」は、特殊波長のブラックライト(紫外線ライト)を照射するとアニサキスがハッキリと白く光って見えるようになり、目視での検出をサポートしてくれるそう。
X(旧ツイッター)でもアニサキスライトは「年末年始にたくさん生魚食べるから使ってみたい」「安全を買ったと思えば安いもんだ」「自分で釣った魚を食べたり、他人に食べさせるなら持ってたほうがよさそう」といったポストが見られました。
「KOOLBEAMのアニサキスライト」だけでなく、「津本式アニサキスライト」なども有名。Xでは、アニサキスライトを実際に使用した人たちが、「鍋用の切り身を買ったら2匹もいてそれ以来はチェックしている」「便利を超えて、命の恩人レベル」と高評価のコメントを寄せていました。
しかし「KOOLBEAMのアニサキスライト」は「『アニサキスライト』は、全ての状況での検出が保証されているわけではありません。特に北方の魚に見られるシュードテラノーバというアニサキスの種類には反応しない可能性があります」と注意喚起しています。あくまでアニサキスを見つけるサポートとして使用するのが良さそうです。
年末年始は、刺身を食べる機会も多いでしょう。医療機関もイレギュラーになっていることから、アニサキスなどの食中毒に感染しても、処置が遅くなる場合があるかもしれません。
アニサキスへ備えることで、年末年始の食事もより安心して楽しめるのではないでしょうか。
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