LASISA

Search

【@cosmeベスコス総合大賞】オルビス「ヘアミルク」なぜ売れた? 発売12年、リニューアルも広告費もゼロのシンデレラ・ストーリー

2023.12.7 LASISA編集部

「@cosme(アットコスメ)ベストコスメアワード2023」総合大賞に、オルビスの「エッセンスインヘアミルク」が選ばれました。リニューアルもせず広告費も掛けていない商品がなぜ? その背景に迫ります。

なぜ? 5万超のアイテムの頂点に

オルビス「ヘアミルク」なぜ売れた? 発売12年、リニューアルも広告費もゼロのシンデレラ・ストーリー(2023年7月撮影)オルビス「ヘアミルク」なぜ売れた? 発売12年、リニューアルも広告費もゼロのシンデレラ・ストーリー(2023年7月撮影)

 一般ユーザーや美容業界関係者らの注目を集める「@cosme(アットコスメ)ベストコスメアワード2023」が12月7日(木)に発表され、総合大賞にオルビスの「エッセンスインヘアミルク」が選ばれました。約5万3600アイテムのトップに選ばれた本品は、実は発売から12年間一度もリニューアルを行っていない商品。さらに広告費も一切掛けていないといいます。

 化粧品業界では毎年数多くの新商品が発売され、それらの商品も数年のサイクルでリニューアルを行うことが一般的。しかし「エッセンスインヘアミルク」は発売以来、内容物・容器仕様・デザインに至るまで一度もリニューアルを行っていないといいます。また広告費も一切掛けていないとのこと。

 こうした商品の総合大賞受賞は、業界でも驚きをもって受け止められました。

 同ブランドを展開するオルビス社は、受賞理由について「シンプルにお客さまから強固な支持をいただいてきたから」と分析します。

 発売から12年、これまで爆発的な売り上げは記録しないまでも長年の顧客から「極めて高いリピート購入」(同社)を獲得してきたといいます。

 こうした口コミがSNSなどで徐々に広がり、2022年、発売以来初となるアットコスメの「ベストコスメアワード」を受賞(ベストヘアケア1位)に。こうした“掘り起こし”から脚光を浴び、知名度・人気ともに大きく成長した背景がありました。

 アットコスメに寄せられる本品に対する口コミ投稿数は2020年頃から増加し、2023年の件数は前年比5倍超に。また流行の発信地・原宿駅前の「@cosme TOKYO」での売り上げは、前年比21倍に上る“爆売れ”を記録したといいます。2万点以上ある取扱商品の中で年間売り上げトップ10入りを果たすなど、確固たる人気を確立しました。

 同社は、

「今さまざまなSNSで好評を得ている口コミの内容は、(ロングユーザーから)長きにわたりいただいていた評価の内容とほとんど一致しています。

 ここまでの評価をいただけたのは、まさにお客さまに育てていただいたことの証明。長くご愛用いただいているお客さまに心からの感謝をお伝えしたい」

とコメントしています。

安価、無香料…ユーザーに寄り添った製品設計

tags

この記事の関連タグ

recommend

こちらもおすすめ