84円切手で送れる“お茶付き年賀状” いつもと違う年賀状が気持ちを伝える新手段に
2023.12.8 LASISA編集部
日本茶に関わる商品やサービスの企画デザイン・製造・販売を行う「京都ぎょくろのごえん茶」が、お茶のお便り「chayori」(ちゃより)の“年賀柄”を、公式ウェブショップ及び直営店等で販売をスタートしました。
84円切手で送れる“お茶付き”の年賀状
日本茶に関わる商品やサービスの企画デザイン・製造・販売を行う「京都ぎょくろのごえん茶」が、お茶のお便り「chayori」(ちゃより)の“年賀柄”を2023年11月に販売開始しました。
「京都ぎょくろのごえん茶」は、創業8年目の京都・寺町のお茶屋さん。
自社で企画・デザインからパッケージの印刷を行うことで、現代的なデザインの商品を1000種以上展開しています。
chayoriとは、84円切手で送れる“お茶付きのお便り”のことで、パッケージの中には京都産のお茶ティーバッグが2つ入っています。お誕生日・結婚や出産のご報告・季節のあいさつなど、様々なシーンで利用することがきます。
2019年に販売を開始し徐々に知名度を上げ、2023年には全国1100局の郵便局窓口でお正月商品として取り扱われたことで話題になりました。「いつもと違う年賀状を送りたい」「ギフト付きの年賀状を探していた」「ちょっと気が利いた寒中見舞いになっていい」といった人に選ばれたそうです。
実際に、「お世話になった方へ、年賀のあいさつと一緒にさりげなくお茶を贈れるのがとても良い!」「喪中で年賀状を失礼させていただいた方へ、季節のごあいさつに送ります」「年賀状を送り損じた方に、ちょっと気が利いた寒中見舞いになっていいなと思い選びました」といった声が寄せられました。
現在chayoriは200柄以上商品展開しており、年賀柄のchayoriは、来年の干支(えと)である「辰(たつ)」や、「タツノオトシゴ」がデザインされたパッケージなど、22種類がラインアップしています。(2023年11月現在)
制作担当者は、「たけだけしいイメージのあるリュウですが、送る方も受け取る方もほっこり笑顔になっていただけるような、優しくかわいらしい雰囲気の辰さんデザインに仕上げました。おめでたい事の前兆として現れる瑞雲柄などの吉祥モチーフも入れて、『手に取ってくださる皆さんの運気が上がりますように』という願いを込めています」とコメントを寄せています。
気持ちと共にお茶を送る
ペットボトルの普及等の影響もあり、茶葉の小売流通量がどんどん低下している昨今、「おいしいお茶を、もっと日常的なものに」と8年前に事業を開始した同社。
元々“気持ちと共に贈るお茶”がコンセプトの「ごあいさつ茶」という商品があり、同社チーフディレクターの柴田さんが「このままパッと送れたら便利だな、おもしろいな」と、思ったことがきっかけでchayoriは生まれたそう。
“年賀柄”chayoriは税込み540円。ごえん茶寺町店、ごえん茶公式ウェブショップ全国の郵便局1500カ所で、2024年1月9日(火)まで販売されます。
◇◇◇
「Job総研」が社会人男女900人を対象に行った「2023年 年賀状と歳暮の意識調査」によると、年賀状を「送らない」「たぶん送らない」と回答した人が51.5%という調査結果でした。「必要ない」と答えた人の12.3%が「(年賀状は)古いイメージがある」と理由に挙げました。
これまでの年賀状とは少し違う“お茶付きの年賀状”なら、思いを伝えたい相手に送ってみたくなるかもしれません。
【引用元】2023年 年賀状と歳暮の意識調査 報告書:https://job-q.me/articles/15453
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