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年末年始の大掃除で捨てちゃうモノの価値はいくら? メルカリが“疑似実家”をつくったワケ

2023.11.29 LASISA編集部

「メルカリ」は、年末に向けた「捨てるをへらす」ための取り組みの一環として「ウチの実家」を、2023年11月29日(水)より、5日間限定で原宿にオープンしました。

年末年始の大掃除で出る「不要品」の隠れた価値とは?

年末年始の大掃除で捨てちゃうモノの価値はいくら? メルカリが“疑似実家”をつくったワケ年末年始の大掃除で捨てちゃうモノの価値はいくら? メルカリが“疑似実家”をつくったワケ

 年末の大掃除で不要になった物を処分する人も多いでしょう。

「メルカリ」が行った「2023年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”」に関する調査の結果では、日本の家庭に眠る“かくれ資産”の総額は推計約66兆6772億円、国民一人あたりを算出すると平均“かくれ資産”は約53.2万円でした。

 さらに、現在家庭にある不要品のうち、年末年始の大掃除などで、今後捨てる予定の不要品の資産価値を調査したところ、国民一人あたり平均8.5万円という結果でした。

 つまり、大掃除でゴミとして捨てられるものの中には、まだ売れる価値のあるものが紛れているということになります。さらに調査では、実家に不要品があると認知している人は約5割、そのうち、実家にある不要品に価値がない、と考えている人は半数を超える結果でした。

「懐かしさ」に価値がある

左・株式会社メルカリ Marketing Director 千葉久義さん、右・メルカリ「ウチの実家」アドバイザー 山下メロさん左・株式会社メルカリ Marketing Director 千葉久義さん、右・メルカリ「ウチの実家」アドバイザー 山下メロさん

 不要品には全く価値がないのでしょうか。

「平成レトロ」の提唱者である山下メロさんは、「懐かしさ」を感じるものは、たとえ壊れていても「価値がある」と言います。

「実家の“生活感”や、自分の部屋にある当時流行したモノは時代遅れでも、当時の大事な思い出を呼び起こすトリガーになり得るのではないでしょうか。誰かの不要品は、誰かの思い出を呼び覚ます火種として価値を持つかもしれません」(山下さん)

 近年、Z世代を中心とする若者世代の間で注目されている「昭和レトロ」、「平成レトロ」という言葉。昭和のプリントグラス「アデリア」や「純喫茶」、平成時代に流行したファッション「Y2K」など、若者世代から「かっこいい」「エモい」とされ再注目されています。

 山下さんは、平成レトロが注目されている理由に「現代は何もかも便利になりすぎていて、若者にとっては不便がかえって新鮮で“エモい”とされています。例えばブームになっているものの一つに『フィルムカメラ』があります。フィルムカメラが持つ不便さは、すぐに結果がわからない、現像するのに時間がかかる、撮影枚数に制限がある、などが挙げられますが、苦労して手に入れたモノ・体験だからこそ価値を感じています。さらに、“平成”は昔過ぎないところがポイントです。若者にとり“ほどよい不便さ”を感じることができるのでしょう」と説明します。

 そんな平成レトロアイテムは、画像、映像で残っているものも多くあり、簡単に情報を収集できるかもしれません。

 山下さんは、「ネットの情報は平面的なものです。現物を手にとった時の情報量は比較にならない」と実物から得られる体験にも注目します。

疑似実家を体験できるメルカリ「ウチの実家」

メルカリ「ウチの実家」メルカリ「ウチの実家」

 このような背景を踏まえ、「メルカリ」は、年末に向けた「捨てるをへらす」ための取り組みの一環として「メルカリ『ウチの実家』」を、2023年11月29日(水)より、5日間限定で原宿にオープンしました。

「ウチの実家」は、フリマサイト「メルカリ」で出会えるモノ2000点を集めて展示した“疑似実家”を体験できる没入型施設で、山下さんも企画アドバイザーとして参画。

「ウチの実家」のドアを開けると、疑似お父さんと疑似お母さんが出迎えてくれ、まるで実家に帰ったように「おかえり」と声をかけてもらえます。「ウチの実家」は、居間、床の間、台所、きょうだい部屋の合計4部屋で構成されており、それぞれの部屋に懐かしいアイテムが所狭しと並んでいます。

 例えば、コタツの上にはチラシで作った手作りのゴミ箱があったり、ぶら下がり健康器、伝統的な日本人形などが飾られています。居間にはスーパーファミコン、たまごっち、漫画などが置かれており、実際に読んだり、触ったりすることが可能。

 木彫りの熊、振り子時計、フラワーロック、チラシで作った手作りゴミ箱など、実際にメルカリで取引されているものが展示されているので、一部の不要品にどのくらいの価値があるか知ることもできます。

 「メルカリ『ウチの実家』」は、JR原宿駅から徒歩8分に位置する「UNKNOWN HARAJUKU」にて、2023年11月29日(水)~12月3日(日)の期間、11:00~19:00(29日のみ14:00~19:00)で体験することが可能。入場料は無料、来場者には、メルカリエコボックス、梱包(こんぽう)資材、プロフィール帳をイメージしたメモ帳が配布されます。

 年末大掃除で不要品を処分する前に、疑似体験して本当に不要品なのか、その価値を再確認するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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