梅干しと相性の良い冬の食材は? 焼酎のお湯割りに梅干しを入れる意味は?うなぎ×梅干しの食べ合わせは本当に悪い?栄養士ライターが解説
2023.12.14 野村ゆき
梅干しや梅酒を仕込む「梅仕事」のシーズンは梅雨から初夏にかけてですが、食べごろ・飲みごろを迎えるのは、秋ごろから。長期保存が可能なので、一年中楽しむことができます。この記事では、梅干しと相性の良い食材や冬にこそ食べたい理由について解説したいと思います。
冬こそ「梅」がおすすめな理由
梅干しや梅酒を仕込む「梅仕事」のシーズンは梅雨から初夏にかけてですが、食べごろ・飲みごろを迎えるのは、秋ごろから。長期保存が可能なので、一年中楽しむことができます。この記事では、梅干しと相性の良い食材や冬にこそ食べたい理由について解説したいと思います。
梅干しの酸っぱさには女性にうれしい健康パワーがぎゅっ!
梅干しは、その酸っぱさと食欲増進や疲労回復の働きがあることから、夏に食べるイメージが強いかもしれません。ですが、一年を通して食べたい健康パワーが、小さな粒にぎゅっと詰まっています。
特に、注目したいのが、豊富に含まれるクエン酸によるカルシウムや鉄などのミネラルの吸収を高める働きです。カルシウム不足による骨粗しょう症や、鉄不足が原因の貧血予防にも効果的に働くと考えられています。女性の強い味方と言えそうですね。
梅干しと組み合わせたい!カルシウムと鉄が豊富な食品リスト
冬が旬または一年を通じて手に入りやすい、カルシウムと鉄が比較的豊富な食材をピックアップし、表にしてみました。梅干しを箸休めやごはんのお供に食べたり、梅干しと組み合わせた料理を楽しむなどして、吸収率を高めていただけたらうれしいです。
なお、女性のカルシウムと鉄の1日の必要量(推定平均必要量)は、カルシウムが15~74歳550mg・75歳以上500mg、鉄は15~29歳(月経あり)8.5mg・30~64歳(月経あり)9.0mg・15~64歳(月経なし)5.5mg・65歳以上(月経なし)5.0mgです。
編集ライター歴25年以上。食と栄養への興味が高じて40代で社会人学生となり、栄養士免許と専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格を取得。食品・栄養・食文化・食問題に関する情報+好奇心のアンテナをボーダーレスに広げ、分かりやすい記事をモットーに執筆中。
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