「カラオケパセラ」にベビースター&ブタメンの本格料理! 歌いながらフードも楽しんで♪
2023.10.24 LASISA編集部
同店ユーザーの6割が「歌わない」一体なぜ?
パセラを運営するNSグループによると、同店が掲げるのはカラオケ店の枠にとどまらない“総合エンタメ空間”。特にフードメニューには力を入れており“脱カラオケ屋の飯”をうたいます。
各店舗には系列レストランで修業したシェフが在籍。全て店内の調理場で調理しており、肉や魚のコース料理を含む100種類以上のメニューを提供しているといいます。
こうした取り組みの背景には、カラオケ店で生じがちな時間帯による稼働率の偏りを是正し、全時間帯の稼働を高める狙いがあります。
「推し活」利用ができるスタンディングルームや無料貸し出しのペンライト、お祝い・誕生日会などに合わせた室内の飾り付けや記念写真撮影、ビジネス利用を想定した仕事用備品の無料貸し出しなど、さまざまな用途を想定した設備を整えることで、同店ユーザーの約6割が、カラオケ目的ではない「歌わない利用」にシフトしたといいます。
今回コラボしたおやつカンパニーのベビースターやブタメンは、幅広い世代に高い認知度を誇り、また同社側も「駄菓子屋さんやスーパーのお菓子売り場以外にも、お客さまと当社商品との接点をつくりたい」(同社担当)との思いがあったことから、両社のニーズが合致した格好です。
パセラでは他にも、飲み放題のメニューを注文すると4段の「シャンパンタワー」を無料提供するキャンペーンや、推し活に使える“推しカラー”全12色のハニートーストやドリンクなどを展開中。
カラオケ店としては異例の独自路線で、さらなる事業拡大を狙います。
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