60周年のアルミホイルブランド「サンホイル」 パッケージリニューアルで見せた老舗の“強み”とは
2023.10.20 LASISA編集部
アルミホイルは燃えるゴミ?裏表はある?いろいろ聞いてみた
Q.サンホイル(アルミホイル)のゴミの分別は燃える・燃えないどちらでしょうか
足立さん「家庭から排出されるごみの分別および回収基準は、各市町村の処理事情で決められています。
アルミ箔は厚みも薄く燃えると灰になることから、市町村の大多数では“燃えるごみ”として扱われています。アルミ箔を含むごみを出される場合は、お住まいの市町村の区分に従ってお出しください」
Q.サンホイル(アルミホイル)にはつるつる面とマット面がありますが、実際はどちらが表ですか?
足立さん「表も裏もございません。アルミホイルは、薄いアルミ箔を2枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばして薄く仕上げる(圧延)ことによって製造されます。その工程上でローラーに当たっていた面はピカピカ面となり、アルミとアルミが重なっていた面はつやの無い(マット面)状態となります。見た目が違うだけで材質も機能も全く変わりません」
Q.サンホイル(アルミホイル)のおすすめの使い方を教えてください
足立さん「鮭ときのこのホイル焼きが有名ですし、季節的にもおすすめです。料理以外の使用法では、アルミホイルは遮断性が高いので、りんごを包んで冷蔵庫で保存するのがおすすめです。乾燥や変色がしにくくなりますよ」
Q.サンホイル(アルミホイル)を使う際に気を付けたほうがいいことはありますか?
足立さん「魚焼きグリル(包み焼き以外の網の上に敷くなど)、電子レンジでの使用は避けてください。
ガスコンロに組み込まれているグリルで、焼き網の上にアルミホイルを敷き、肉や野菜をのせて焼くといったことはご家庭でよく行われている調理法ですがが、食材によっては火災につながると、「製品評価技術基盤機構(NITE)」が注意喚起しています。
コンロにたまった汚れから事故が起きた事例もあり、こまめな掃除をおすすめします。
また、NITEの担当者は『すべての食材でアルミホイルを使ってはならない』という意味ではないが、鶏皮のほか、脂がのったサンマなど、焼くと脂が多く出る食材には注意が必要だ』と話しています。
アルミホイルにたまった脂が発火するほか、飛び散った脂に引火する恐れもあるのでアルミホイル使用の際は注意していただきたいです」
最後に、足立さんは今回のパッケージリニューアルについて「『サンホイル』は、お客様にとって“分かりやすくて手に取りたくなる、キッチンに置いておきたいデザイン”に生まれ変わります」とアピールします。
さらに「ホイル両端に『不滑ニス』が塗られており、持ちやすくなった点もメリットですので、是非、リニューアル後の商品の使用感をチェックしてみてください」と教えてくれました。
リニューアルした「サンホイル」が店頭に並んだ日は、見た目の変更だけでなく、環境への配慮や使いやすさへの工夫など老舗メーカーの取り組みにも注目したいです。
※「サンホイル」は「東洋アルミエコープロダクツ」の登録商標です
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