【あるある】疲れを感じる場面「仕事でもう帰れる時の急な依頼」がトップ 帰宅後の疲れに男女差も アンケートで判明
2023.9.22 LASISA編集部
「クロス・マーケティング」が、全国の20~69歳の男女1100人を対象に「疲れに関する調査(2023年)」を実施、その結果を発表しました。
どのような疲れを感じていますか?
マーケティングリサーチ事業を行う「クロス・マーケティング」が、全国の20~69歳の男女1100人を対象に「疲れに関する調査(2023年)」を実施、その結果を発表しました。
調査は2023年9月15日(金)~19日(火)、インターネット上で行われました。
それによると、「疲労の程度」について「疲れている(とても疲れている・疲れている・やや疲れているの合計)」と回答した人は74.9%という結果でした。
特に30、40代では8割を超える結果となり、各年代の中で一番疲れを感じている世代だといえます。
さらに、「どのような疲れを感じているか」という問いでは、「仕事の疲れ」が46.5%と最多。男性と女性で大きく差が出た回答は「家事疲れ」で、男性が5.1%に対し女性は23.6%でした。
疲れを感じる場面は?
「疲れを感じるシーン」への回答は、「仕事でもう帰れるときの急な依頼」がトップ。僅差で「家に帰ってきて家事が残っていたとき」「帰りの電車が混んでいたとき」「自分の思うようにまわりが行動してくれないとき」が続きました。
「家に帰ってきて家事が残っていたとき」は、女性の回答で最も多く、女性は40.4%が回答。「部屋中にモノが散乱しているとき」は、女性は32.4%が回答しました。一方で、男性の回答はどちらも20%以下であり、女性への家事負担の重さがうかがえます。
疲れをためないためにできることは?
「疲れたときにやりたいこと」について、「睡眠を十分にとる」が47.8%と半数近くが回答し、「1人で過ごす」が次に多い結果でした。
さらに、「なにもしないで過ごす」「ゆっくりと入浴する」「好きな音楽を聴く」「好きなものを食べる」がどれも2割台で続きました。その中で男女差があったのは「好きなものを食べる」で、女性の3割が回答した一方で、男性の回答は2割に満たないという結果でした。
「疲れすぎないために『減らそう』『やめよう』と思うことはあるか」という質問に対し、「頑張って家事をやらない」(50代女性)、「無理に仕事をその日のうちに終わらせない」(40代男性)、「睡眠時間を多く取る」(60代男性)、「ネットで余計な情報を見ないようにする」(20代女性)、「無理な人付き合いや愛想笑い」(30代女性)などの回答がありました。
気象庁が、2023年9月1日(金)に「今夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だった」と発表しました。さらに残暑が続き、体力的にも消耗している人も多いでしょう。疲れを感じた時には、アンケートの結果の「睡眠を十分にとる」「1人で過ごす」「何もしないで過ごす」などを参考にしてみてはいかがでしょう。
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