アラサーから始めたい“妊活習慣”【大人女子のための最新フェムテック】Vol.19
2023.10.6 渡辺恵理
知っているとためになる“フェムテック”に関する特集の第19弾は、アラサーから始めておきたい“妊活習慣”を紹介します。
今すぐ始められる“妊活習慣”
今回はアラサーになると気になり始める「妊活」について調査しました。今すぐじゃなくても「いつかは妊娠したい」と思っている人は、参考になる内容となっています。生活習慣の見直しや体質改善にもなるので、心も体も元気になるはず!
仕事や職場での人間関係、将来やお金に関する不安……、毎日仕事や生活をしているとストレスは避けられないもの。とは言え、ストレスをため続けるとホルモンバランスが乱れて、妊娠力が低下してしまいます。今回紹介する“妊活習慣”を、ぜひ参考に取り入れてみてくださいね!
今すぐ始められる“妊活習慣”6つ
1、自分なりのストレス発散方法を見つける
ストレスが溜まっていると感じたら、旅行をしたりマッサージを受けたり、大好きな彼とデートしたり、自分へのご褒美や楽しいことをする日を作ってうまく息抜きしましょう。家族や友人、同僚以外でストレスや悩みを吐き出せる場所や、相手を見つけるのも効果的です。
2、標準体型をキープしておく
「自炊をして規則正しい生活を送る」「1日3食を決まった時間に!」「アルコールは控える」など、わかってはいるものの、忙しいアラサー女子たちがきっちり守るのは至難の業! まずは、太り過ぎず、痩せ過ぎない標準体重をキープすることは心がけましょう。過度でなければ、適度にお酒や好きな食事を楽しんでも大丈夫!
3、頑張りすぎないバランスのとれた食事を
毎日、栄養バランスの良い食事を考えて作るのは大変。なので、食事は色を意識することを覚えておくといいでしょう。栄養のバランスのよい食事はカラフルなので、赤、白、黄、緑、黒の5色を心がけることも忘れずに! また、妊娠に必須の栄養素である葉酸は、ほうれん草やブロッコリー、レバー、大豆などに多く含まれるので、こちらも意欲的に摂っておくといいでしょう。
4、春夏はゆるめの温活を
冷えにより血行が悪くなると免疫力が低くなって体調不良を起こし、卵巣に栄養や酸素が十分に行き届かず、卵巣機能が低下してしまう恐れがあります。冷房などの冷え対策として、ちょっと羽織れる服や小物を持ち歩いたり、下半身の血流を良くするための半身浴や簡単なストレッチをしたり、春夏でもゆるめの温活をしましょう。食事には体を温める発酵食品である味噌汁や紅茶に、薬味として、生姜やニンニクなどを加えるのも温活に効果的です。
5、妊活アプリを取り入れる
妊活アプリは生理日と排卵日を管理できるものがおすすめ。ホルモンの周期による「アクティブ期(卵胞期)」「アンバランス期(黄体期)」「リセット期(月経中)」などを把握できれば、旅行やデートの予定も立てやすくなり、自分のメンタルや体調の管理もしやすくなります。彼と一緒に使える妊活アプリもあるので、自分の体の状態をパートナーに伝えるのが恥ずかしいという人はアプリに報告してもらうといいかもしれません。
6、日常にちょこちょこっとした運動を取り入れる
ウォーキングは下半身の血行が良くなり、正常なホルモンバランスを維持することにつながります。ガッツリ頑張らなくても、仕事帰りにショッピングしてみたり、スーパーやコンビニまで早歩きしたり、1日30分程度のウォーキングを取り入れてみましょう。胸を張り、大股で腕を振って歩くとより効果的です。
彼も一緒に「妊活」
妊活は女性だけがするものではありません。ここ近年では、一緒に妊活に取り組む“妊活男子”も急増中! 「いつか子どもを授かりたい」と思っている男性は、上記で紹介した方法を実践してみましょう。
精子を作り出す精巣は熱に弱いと言われています。最近、サウナが流行っていますが妊活中の場合、長時間の利用は控える方がいいでしょう。また、長時間座りっぱなしや、スキニーなどで下半身を圧迫する行動もできるだけ避けましょう。
【まとめ】
妊活を意識しすぎたり、頑張りすぎたりしてストレスをためるのは本末転倒。本腰を入れる前の妊活なら、心穏やかに楽しむことを意識しましょう。次回は妊活に役立つグッズを紹介するので、そちらも合わせて参考にしてみてくださいね♪
女性ファッション誌の編集部を経て、フリーの編集、ライター、イラストレーターとして活動中。アウトドア系YouTuberの旦那と5歳の娘とたまにキャンピングカーで日本を旅しています。キャンピングカー関連の雑誌で4コマ漫画連載中。
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