超難問はネットで物議も サイゼリヤ「間違い探し」10個の“間違い”は誰がどう決めているのか?
2023.9.20 LASISA編集部
間違い探しを作るとき絶対に気を付けるべきこと
サイゼリヤ側の主導で作られている間違いですが、5年以上の経験をへて今では山崎さんも間違い作りはお手の物。
「例えば、ラフ段階でも『この人物の腕の角度は間違いの箇所に指定されるな』というのが感覚で分かるようになってきたので、始めからレイヤーを分けて描くようにしたりしていますね」
逆に「この部分はいかにも間違いがありそうだから(間違い探しを解く人たちが)一生懸命探すだろうだな」といった箇所には、サイゼリヤ側もあえて間違いを作らずフェイントを掛けるのでは、と予想。こうした読みはだいたい当たるそうで、
「その辺りはもう、あうんの呼吸ですね」と笑います。
今やサイゼリヤだけでなく「六甲バター」(神戸市)の「Q・B・Bベビーチーズ」ブランドなどでもイラストや間違い探しを担当している山崎さん。間違い探しを制作する上で、特に気を付けていることがあると言います。
それは、「一つの間違いを複数の間違いだと捉えられないようにすること」。
「例えば家の絵があったとして、間違いの家を縦長に描いたとしますね。そのとき家の側面にある窓まで併せて縦長にしてしまったら、家の形と窓の形、二つの間違いがあると数えることもできてしまう。皆さん、間違い探しを真剣に楽しんでくれているのですから、そのような混乱を抱かせることは絶対しないようにしています」
そのため、たとえどんなに分かりづらい場所に仕込まれていても、間違いは必ず「間違いだ」と断定できるものしか描いていないそう。それでこそ人々が安心して間違い探しに興じられるというものです。
サイゼリヤの間違い探しは、これからも継続的に新作が登場する予定とのこと。かわいいイラストのどこかに隠された間違いを探しに、お店へ足を運びたくなる人も多いのではないでしょうか。
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