「雑談」に混ざれる人、混ざれない人の違いとは? 専門家が解説、対処法が分かる【簡単チェック表】も
2023.9.25 LASISA編集部
【チェック一覧】輪に入りやすい人、入りにくい人
Q.大人数での雑談が苦手な人や人見知りの人が、その悩みを緩和するために普段からできることはありますか。
浪越さん「コミュニケーションが苦手と思っている人に多いのが、『話題を見つけて話すことが苦手』と思っていることです。コミュニケーションは『聞く力』もとても大切なので、無理に話題を考えようとせず、質問したり話を聞いたりということをやってみてはいかがでしょうか? 話を聞くときに、無表情や無反応で聞くのではなく、うなずきや表情を意識する習慣を付けていくといいと思います」
Q.例えば転職してきたばかりの職場でも、すぐに輪に入れる人と、入れない人がいると思います。両者の違いはどのような点にありますか。
浪越さん「本人の性格に加えて、次のような特徴も少なからず関係していると言えます。
輪に入りやすい人 = 比較的早口でしゃべるタイプ
輪に入りにくい人 = 比較的ゆっくり話すタイプ
輪に入りやすい人 = 思ったことを瞬発的に口に出せるタイプ
輪に入りにくい人 = 自分の頭でじっくり考えてから話し出すタイプ
輪に入りやすい人 = 自分から次々と話題を提供するタイプ
輪に入りにくい人 = 自分からはあまり話題を提供しないタイプ
話し方にも、人それぞれの個性がありますし、得手不得手もあります」
Q.逆に、人見知りの人が職場など身近にいた場合、どのように接するのがよいでしょうか。
浪越さん「人見知りの人自身の考え方にもよりますが、一人が好きで自分から話すことを避けているような人の場合は、無理に話し掛けることで逆にストレスを与えてしまうこともあり得ます。そうではなく、相手が人と接することを求めているような場合は、ランチに誘ってみたり、何かの話題に対して考えを聞いてみたりするのはいかがでしょうか?」
研修講師歴12年。元CAの経験を生かし、これまで約4万人の方へ研修や接客アドバイスなどに関わる。各地の企業や学校関係での研修の他に大学の非常勤講師としても活動している。モットーは「研修のための研修ではなく職場で実践したくなる研修」。元客室乗務員/研修講師歴12年/四国大非常勤講師/アンガーマネジメントファシリテーター/元四国放送「ゴジカル」コメンテーター/徳島初エアラインスクール開校
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