同棲カップル、食費や家賃は「割り勘」? お財布事情をリサーチ、デート代は「彼持ち」が多数派か
2023.11.12 岩井なな
カップルが一つ屋根の下で生活する「同棲」。気になるのは二人のお財布事情です。今同棲中というカップル10組に話を聞き、その実情をリポートします。
食費は? 家賃は? みんなのお財布事情

結婚をしていないカップルが一つ屋根の下で生活する「同棲(どうせい)」。いざ同棲を始めようとなると、食費や家賃をどうするかといったお金の問題に必ず直面します。下手にもめて不仲になっては本末転倒です。
そこで今回は10組以上のカップルにヒアリングを実施した結果をご報告。併せて「歳の差カップルのお財布事情」についても紹介します。
一緒に暮らしてからもずっと仲良しでいたい、と願う同棲カップルは必見の内容です!
10組以上のカップルにヒアリング
カップルが同棲をスタートしようとしたときに直面する、お金の問題。パートナーがいる人なら「もし一緒に暮らしたら、食費や家賃はどうするの?」と考えたことが一度はあるはず。
さらに、収入などのパワーバランスが異なる年の差カップルとなると、お互いにとってより納得のいく条件を設定するのが難しくなります。食費も家賃も半分にすればOKという、単純な問題ではないですから。
同世代カップルなら「家賃」は割り勘

筆者が調査したところによれば、20代の同世代同士なら「家賃を割り勘する」というカップルが大多数でした。まだ収入の差に大きな開きがなく、すんなり割り勘を受け入れたというカップルがほとんどです。
お互いに一人暮らしから同棲へ移行するとなると、家賃を割り勘したとしても一人暮らしのときより負担が軽くなるというのも、割り勘を受け入れられる理由といえそうです。
もし、どちらかが実家暮らしをしている場合は要注意。家賃に出せる金額がどのくらいかを確かめてから部屋探しを始めるなど、段取りをしっかり行っておくと、無駄なトラブルを避けられます。
中には、家賃は全額男性が払って、食費は全額女性が払うというカップルも。家賃と食費に開きがないなら、それもありかもしれません。どちらかが家賃や食費を立て替えたり、月末に細かい計算をしたりという手間がない点はメリットです。
年の差カップルは年長者が多めに

5歳以上年齢差があるカップルは、年上のほうが家賃を多く出す傾向にありました。その場合、家賃は7対3のバランスが最も多いようです。例えば家賃が15万円なら、年上の方が10.5万円ほど、もう一方が4.5万円ほどです。
彼氏と10歳近く年齢が離れていて、男性の方が年収も高い女性の場合、家賃は8対2で、女性が2割を負担しているとのことでした。
アパレル業界出身のウェブライター&取材ライター。ファッション、美容、恋愛など女性の自信につながるテーマを取り扱うのが好きで得意。近年は、あか抜けファッションとツヤ肌メイクについて研究中。
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