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“運気の再生期間”「夏土用」 7月20日〜8月7日の過ごし方を実践して開運! 「土用の丑の日」にウナギを食べた方が良いワケ

2023.7.20 水浦裕美

うなぎを食べる日と思われがちな「土用」ですが、約18日間もあることを知っていますか? 7月20日(木)〜8月7日(月)は「夏土用」の期間になります。この期間の過ごし方について解説していきます!

「土用」期間は年4回ある

「夏土用」「夏土用」

「土用(どよう)」というと「土用の丑の日(うしのひ」」が思い浮かぶ人が多いかもしれません。ですが、「土用」は1年を通して春夏秋冬の4回もあるんです。2023年は、7月20日(木)〜8月7日(月)の期間が夏の「土用」になるため「夏土用」と呼ばれています。

 中国を起源とする陰陽五行論では、自然界にある全てのものは、木・火・土・金・水のいずれかの気を持つと考えられています。季節もその理論に当てはまり、春は木、夏は火、秋は金、冬は水と割り振られています。この理論で行くと土が残ってしまうため、それぞれの季節の変わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の18〜19日間が土の気の期間とされます。

「土用」の期間には、陰陽道で土を司る神様「土公神(どくうじん、どくじん、どこうしん)」が土の中にいると言われています。そのため、土を掘り起こして土公神様を怒らせてはいけないといわれています。

 具体的には、草むしりやガーデニング、引越しや新居購入などの生活の基盤になることをするのはNG。また、新しく何かを始める、旅行などもしないほうがいいとされています。

 やってはいけないことの多い「土用」期間ですが、やると運気がアップすることもあります。ここからは「土用」期間にやるといいことを紹介します。

「夏土用」にやるといいこと1:ゆっくり過ごす

「夏土用」にやるといいこと1:ゆっくり過ごす「夏土用」にやるといいこと1:ゆっくり過ごす

 季節の変わり目である「土用」の期間は、疲れがたまりやすかったり、体調を崩しやすかったりするといわれています。そのため、頑張りすぎずにゆったり過ごすことが吉! 休みの日も無理に外出したりせず、家で映画を見たり、読書をするなどして過ごすようにしましょう。

「夏土用」にやるといいこと2:家の中を整理整頓する

「夏土用」にやるといいこと2:家の中を整理整頓する「夏土用」にやるといいこと2:家の中を整理整頓する

 土の気は腐敗して土へと戻り、大地で新しいものへと生まれ変わらせる、腐敗と再生を象徴しているといわれています。

 家の中でゆっくり過ごすなら、身の回りを整理整頓したり、余分なものを処分したりするのもいいでしょう。腐敗と再生のパワーに満ちたこの期間に、掃除や整理整頓することで、良い運気が家の中に入りやすくなります。

「夏土用」にやるといいこと3:「丑の日」に“う”がつくものや黒いものを食べる

「夏土用」にやるといいこと3:「丑の日」に“う”がつくものや黒いものを食べる「夏土用」にやるといいこと3:「丑の日」に“う”がつくものや黒いものを食べる

「土用の丑の日」といえば、うなぎを最初に思い出しますよね。今年は、7月30日(水)が「土用の丑の日」となります。

 この日は、うなぎだけでなく、“う”がつくものや黒いものを食べると運気がアップします。うなぎ以外にも、梅やうどん、牛、スイカなどもおすすめです。

「夏土用」にやるといいこと4:衣類を陰干しする

「夏土用」にやるといいこと4:衣類を陰干しする「夏土用」にやるといいこと4:衣類を陰干しする

 昔からの風習で、クローゼットの中の服を陰干しする「土用干し」というものがあります。これを行うことで、梅雨の間にワードローブにたまった湿気を取り除くことができ、服を害虫被害から防ぐことができます。

 また、ワードローブに湿気がたまっていると、邪気もたまってしまって運気がダウンしてしまいます。「土用干し」を行うことで邪気を払い、運気をアップすることができます。

 7月20日〜8月7日は気温が高くなることが予測されます。外出は控え、家で掃除をしたり、ゆっくりしたりしながら、おいしいものを食べるといいでしょう。

 水浦裕美

女性誌編集部を経て、2011年よりフリーの編集ライターとして活動。 女性誌を中心に、メンズ誌、WEB媒体、書籍、企業の販促物などの制作に携わる。 美容、ライフスタイル、タレントインタビュー、マネー企画などを幅広く担当。 プライベートでは、3歳&1歳男の子のママ。

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