夏到来、日焼け止めの正しい塗り方を専門家が伝授! 日焼け後のアフターケアまで
2023.6.26 LASISA編集部
夏本番を目の前に、日焼け止めを購入し始めている人も多いのでは? そこで、日焼け止めの正しい塗り方・日焼け後のアフターケアを専門家が解説。
日焼け対策の季節がやってきた…
夏本番を前に、日焼け止めを購入し始めている人も多いのではないでしょうか。何気なく塗って満足しがちな日焼け止めですが、実は正しい塗り方があるのをご存じでしたか? 紫外線対策をより万全に行うために、日焼け止めの正しい塗り方から、日焼け後のアフターケアについて、よしき皮膚科クリニック銀座・院長の吉木伸子先生が解説しています。
日焼け止めは塗り方次第で効果を最大限に得られないこともあります。大事なポイントについて吉木先生は「しっかり保湿した肌に、たっぷりの量の日焼け止めをムラなく均一に塗ることが大切です」と話します。
それでは早速、パーツ別の日焼け止めの塗り方と、塗り直しのタイミングについて大事なポイントを抑えていきましょう!
【パーツ別で解説】
〜顔編〜
大きめのパール粒くらいの量を目安に、両頬、顔、額、あごの5点に日焼け止めを置いてから、塗り広げる。
手のひらではなく、指全体を使って塗るのがコツ!
顔の中心から外側に向けて広げる。
全体を塗り終えたら、同じ工程で重ね塗りする。
〜体編〜
塗る範囲に合わせて、日焼け止めを容器から直接肌の上にたっぷり出す。
手のひら全体で大きく円を描くようなイメージで塗り広げる。
手の甲から腕にかけては日焼けしやすい部分なので、同じ工程で重ね塗りする。
【塗り直しのタイミングは?】
日焼け止めの効果を保つための方法について吉木先生は「2〜3時間おきに塗り直しがお勧めです。例外として、汗をかいたり水を浴びたりしたときは頻繁に塗り直すことが大切です」と説明しています。
日焼け対策を念入りにしていても「日焼けをしてしまった……」という場合のアフターケアについては「基本のスキンケア用品を活用して肌の保湿を十分に行うことが大事です」とポイントも紹介しています。
続けて「日焼け後の肌がヒリヒリしたり、痛みがあったりすれば肌が敏感な状態になっています。できるだけ低刺激なスキンケア用品を選ぶことがお勧めです。また、化粧水を付けるときにパッティングするのはNGです。できる限り肌に負担をかけないように手のひらを使い、優しくハンドプレスで浸透させましょう」とスキンケアをする際の注意点も紹介しています。
この夏は、日焼け止めを上手に活用して紫外線から肌を守っていきましょう♪
横浜市立大学医学部卒業、慶応義塾大学病院皮膚学教室に入局。浦和市立病院(現さいたま市立病院)皮膚科勤務、日本漢方研究財団附属渋谷診療所での研修等を経て、現在はよしき皮膚科クリニック銀座 院長。レーザー、ケミカルピーリングなどの美容皮膚科学と漢方を取り入れた皮膚科療法を行っている。
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