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【今さら聞けないマナーをこっそりおさらい!】あなたはいくつ知っている? 箸のNGマナー(基本編)

2023.4.21 HAZUKI

普段の食卓で何気なく使っている箸。無意識のうちにやっているかもしれない…箸のNGマナーについて解説! あなたは大丈夫?

無意識にやっているかも…(汗)箸のNGマナー

箸を正しく使えていますか?箸を正しく使えていますか?

 普段何気なく使っている箸。日本人にはとても身近なものですが、意外と知られていない箸のマナーがあったりします。さて、あなたは一体いくつ知っていますか? 箸のNGマナーを紹介します。

箸のNGマナー

 (1)挟み箸
 箸で挟んだ料理を別の箸で挟み合う行為のこと。これは人が亡くなった時に遺骨を納める時の所作と同じことからマナー違反とされています。

 (2)寄せ箸
 箸を使ってお皿など食器を自分の近くに寄せる行為です。

 (3)刺し箸
 食べ物を箸で刺す光景のこと。食材に火がしっかり通っているかを疑う行為とみなされることからも、作り手に対して失礼な行為とされています。

 (4)ねぶり箸
 箸の先を舐めたり、口にくわえたりする行為のことを言います。見た目の行儀が悪く、一緒に食事をしている相手に不快な気分をもたらしかねません。

 (5)立て箸
 ご飯に箸を突き立てる光景のこと。お葬式で仏様にご飯をお供えする時に行うもので縁起が良くないとされています。

 (6)叩き箸
 食事中におかわりを頼むシーンなどで、箸を使ってテーブルや食器を叩く行為を言います。

 (7)探り箸
 料理を箸でかき回し、自分の好きな具材を探す行為を指します。

 (8)迷い箸
 どの料理を取ろうかと迷い、箸を持った状態で食事の上をあちこちすることを指します。

 (9)逆さ箸
 箸を逆さに持って、持ち手側でお料理を取ることを言います。手が触れていることもあり持ち手側は不衛生とされています。

 (10)ちぎり箸
 箸を両手で一本ずつ持って料理を切る行為です。

 (11)渡し箸
 食事の途中に食器の上に箸を渡して置くことを指します。食事の終わりを意味する所作のため、箸を置きたい時には箸置きを使うのがマナーです。

 家族や親しい友人など、気心の知れた人たちとの食事シーンで箸の使い方に意識を向けることはなかなか難しいですよね……。とは言えNGだと知っていてるのと知らないのとでは大違い! 基本的な箸のNG行為を覚えておくと、いざというシーンで活躍するので、ぜひこの機会に復習してみてくださいね。

著者 HAZUKI

カナダ・トロント在住時代に、会社員として働く傍らライター業を始める。 帰国後、映画やドラマ、アニメなどの映像系CG制作会社に勤務しながら、さまざまなメディアで執筆。現在はフリーライターとして、海外での経験を活かし、ライティング・翻訳などを行っている。

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