Z世代の恋愛事情 ニューノーマルなリア充の価値観に迫る
2023.4.4 RIKA
Z世代の恋愛観について調査! 恋人がいる=ステータスの概念を覆した、ニューノーマルなリア充の定義に迫ります。
恋人がいる=リア充
「Z世代」と呼ばれる15〜24歳の人たちの間で、人生で大事なものは恋愛じゃなくていいという考え方が主流になっているみたいです。ひと昔前は、恋人がいる=リア充という概念が存在していましたが、近年ではリア充の定義すらも変化している様子。
本記事では、Z世代の新たな恋愛の価値観を軸に、ニューノーマルなリア充の定義について見ていこうと思います!
Z世代の恋愛離れ事情
若者をターゲットにしたマーケティング機関「SHIBUYA109 lab. 」が、15〜24歳のZ世代の400人を対象に、恋愛・結婚観に関する意識調査を実施しました。その結果、現在付き合っている人がいると答えた人は、400人中わずか2割という結果でした。
恋愛や結婚が人生に重要じゃないと思う人は、恋人がいないことに焦っている様子はなく、リアルが充実していないようにも見えません。
Z世代の恋愛離れの原因1:恋愛において保守的
リスクを背負いたくないと考える人は、両思いだと確信しないとアタックしないことも多いようです。当たって砕けろという精神よりも、傷つきたくないという保守的な感情の方が勝っているのかもしれません。
「恋に興味がない」「恋愛至上主義じゃない」「恋バナしたくない」など、恋愛に興味がなさそうなリアクションをするZ世代の子に、上の世代が戸惑う様子が見られることも。ただし、本心からいっているパターンと、本当は恋愛してみたいのに強がっているパターンが存在します。
Z世代の恋愛離れの原因2:恋愛以外に夢中になれる対象がある
日常に、エンタメなどの娯楽がたくさんあり、恋愛もその一つに挙げられます。都心のZ世代には、恋愛以外にも楽しいことが山ほどあります! 友達付き合いに趣味、習い事、オタ活、サークルなど。アクティブな人は恋だけに集中できないので、必然的に恋愛の優先順位が下がり、恋人がいない状態になることがあります。
「恋人はいらない! 推しが尊い!」と、オタ活中心の生活になっている人もいます。この場合は“推し”が恋人やそれ以上の位置を占めているので、現実がおろそかになりがち……それだけのめり込める対象があると言うことは、幸せなんですけどね!
日常が楽しいことであふれているZ世代にとって、恋人の有無はたいした問題ではない様子。一昔前のように、恋人がいる=ステータスという概念が薄れつつあるのかもしれません。
恋愛に楽しみを見いだしたら恋人を作るけれど、ほかに楽しいことがあれば恋愛の優先順位が下がるというのが、Z世代が考える新しい恋愛観と言えるのかもしれません。
恋愛に全く興味がないわけでもなく、人生が楽しくないわけでもないのです。自分が今やりたいことを優先するZ世代の価値観は、なかなか自由で生きやすいですよ♪ リア充の定義は人それぞれ、自分は心地いいと思える恋愛との距離感を見つけてみてくださいね!
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