【今さら聞けないマナーをこっそりおさらい!】結婚式の二次会の服装マナー、インフォーマルなドレス選び、アクセサリー、足元マナーまで
2023.2.16 HAZUKI
今さら人に聞きづらいマナーをおさらいする連載企画。今回は、結婚式の二次会に呼ばれたときの服装マナーについて解説! インフォーマルなドレス選びでおさえておきたいポイントを紹介しています。
結婚式の二次会って、どこまでフォーマル? 何を着て行けばいい?

「結婚式の二次会に招待されたけど、どんな服装で行けばいいの?」 披露宴ではなく、いざ二次会にお呼ばれしたときに、困ってしまった経験はありませんか? 「なんとなく、披露宴よりはカジュアルでOKなイメージ」。そんな風に思っている人も少なくないはず。
この機会に今一度、結婚式の二次会の服装についておさらいしていきましょう!
昼と夜のマナーの違いを抑えておこう!

洋装の場合、昼と夜でドレスのマナーが変わるのも抑えておきたいところ。昼の場合は、基本的に以下のポイントに気をつけておけばOKです。
・白は避けて花嫁より目立たない
・素材に気をつける
・過度な露出は避ける
夜の結婚式やカジュアルな結婚式、二次会などでは露出のあるドレスもOKとされています。例えば、背中開き、ノースリーブでも基本的には問題ありません。判断が難しい場合には、新郎新婦に事前に会場の雰囲気などを確認しておくと良いでしょう。
パーティードレスのような華やかな服装も夜ならOKとされることが多いでしょう。サテンやラメ素材の派手めのドレスも夜の結婚式なら問題ありません。ただし、やはり花嫁よりは目立たないような装いと、品の良さは意識しておきましょう。
二次会でも、次のようなスタイルはNGなので、しっかり抑えておいてくださいね。
・花嫁のウェディングドレスと同じ白のドレスや花嫁より目立つドレス
・レザーやファー、アニマル柄の服
・全身黒づくめのコーデ&黒ストッキング
・胸元が開き過ぎ、丈が短すぎるなど、過度に露出度が高い服装
・素足やサンダル
二次会のドレスは会場の雰囲気に合わせて選ぶ!

結婚式の二次会と言っても、開催される場所はさまざま。二次会への出席の際は、会場の雰囲気に合わせて服装を選ぶのがポイントになります。会場のタイプ別にふさわしい服装を紹介します。
結婚式場やホテルなどのフォーマル度の高い会場

新郎新婦をはじめ、挙式や披露宴から参列している人にとっても、会場の移動がないのは大きなメリットであることから、挙式や披露宴を行った会場でそのまま二次会をすることがあります。
例えば、結婚式場やホテル、高級レストランなど、フォーマル度の高い場所なので、雰囲気にふさわしいフォーマルな服装で参加することがマナーです。披露宴からの参加者はそのままの服装で問題ありませんが、二次会からの参加者は下記のポイントを抑えてドレスを選んでみてくださいね。
・シルクやサテンのような上品で光沢のある華やかな素材のドレス
・無地のほうがフォーマル度が高まるので、なるべく柄物は避ける
・ノースリーブのドレスならストールやジャケットを羽織って上品に
・春夏は淡いピンクやブルー系のパステルカラー。秋冬はボルドーやネイビーなど、やや濃いめの色を選ぶのがベスト
二次会のドレス選びやコーデを考えるとき、インフォーマルや、上品さを意識しておけば問題ないでしょう。
カジュアルなレストランやバー、おしゃれなカフェの場合

近年、二次会によく利用されるのが、カジュアルだけどおしゃれなレストランやカフェ、バーなど。パーティースペースやキレイめ居酒屋なども多いようです。
カジュアルさのある会場の場合は、フォーマル過ぎる服装はあまりふさわしくありません。自由なコーデを楽しみつつ、祝いの席を意識した服装で参加しましょう。
抑えておきたいポイントは下記の通り。
・普段着以上、よそ行きの、上品さを忘れないきれいめスタイル
・袖あり&ひざ下丈のワンピース。ノースリーブなら羽織ものも用意しておくと〇
・フェミニンなデザインが好印象
・全体的に品があり、きれいめであればパンツスタイルもOK
・スカートにブラウス+ジャケットなどもあり
フォーマル過ぎず、カジュアル過ぎないセミフォーマルな会場

ホテルや結婚式場、高級レストランほどフォーマル度が高くなく、カフェや居酒屋ほどカジュアルではないセミフォーマルな場所では、下記のポイントを意識してね。
・きれいめかつ、よそ行きのワンピース
・セットアップスーツ(パンツスタイルもOK)
・素材がカジュアルすぎなければ柄物もOK
セミフォーマルな会場で意識しておきたいのが、やはり、お祝いの席であることと、きちんと感。カジュアルでも品のあるスタイルを目指しましょう! ボレロは羽織るだけで様になるのでお勧めです。
ヘアスタイルや合わせる小物はどんなものを選べばいい?

ヘアスタイルや合わせる小物は、全体のコーデをまとめてくれる大事な要素。場にふさわしいものを選んで、バランスの良い品のあるコーデを目指しましょう! コーデのアクセントになるようなものや、暗めカラーのドレスに明るい差し色を合わせることでこなれ感も演出できます。
バッグは上品にパーティー仕様!

カジュアルな雰囲気の二次会でも、結婚式と同じようなフォーマルな素材のバッグがお勧め。服装がカジュアルでも、バッグにきちんと感があると全体が上品に決まります。
こんなバッグを選んでみて!
・サテンやシルク、エナメルなどのフォーマルなパーティーバッグ
・二次会は立食であることが多いので、クラッチバッグにチェーンのついた肩掛けのできるタイプが○
・ドレスが暗めのカラーなら、明るめのバッグを選んで華やかなこなれ感を演出
・結婚式と兼用なら、落ち着いたカラーの上品なデザインのものを選ぶ
・大きいバッグは結婚式同様NG。小ぶりで品の良いものを選ぶ
足元への気遣いも忘れないで!

バッグと同じように、コーディネートを決めるアイテムの一つである靴。二次会の場も結婚式と同様に、ヒールが3〜5センチほどのフォーマルなタイプを選びましょう。素材はサテンやエナメル、シルクがいいでしょう。
足元のマナーに関しては、NGポイントを抑えておきましょう!
・黒ストッキングは葬儀を思わせるのでNG
・黒タイツ、ソックスも避けて
・ファーやアニマル柄、ワニ・パイソン柄
・オープントゥ、サンダル、スニーカー、ブーツ
アクセサリーやヘアスタイルは?

二次会でも、結婚式同様ヘアスタイルは、上品さや、清潔感がカギ。アップヘアやハーフアップスタイルできれいにキメていきましょう! ロングヘアを下ろしたままのスタイルは避けたいところ。顔周りに髪がかからないことを意識してすっきりとまとめるのが好印象です。
アクセサリーに迷ったら、パールを選べば間違いありません。ただし、ブラックパールは避けた方が良さそうです。夜に行われる二次会であれば、きらびやかなアクセサリーもOKですが、昼間の二次会であれば派手過ぎないシックなデザインを選びましょう。カジュアル過ぎるデザインのアクセサリーはNGです。
「二次会だけのお呼ばれならカジュアルだし、気軽♪」なんて思いがちですが、やはりマナーはしっかり抑えておきたいところ。祝いの場にふさわしい服装で参加しましょう!
カナダ・トロント在住時代に、会社員として働く傍らライター業を始める。 帰国後、映画やドラマ、アニメなどの映像系CG制作会社に勤務しながら、さまざまなメディアで執筆。現在はフリーライターとして、海外での経験を活かし、ライティング・翻訳などを行っている。
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