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【ゲイと女の5点恋愛術】ISSUE4:好きな彼の気持ちが分からない…“恋の病”から抜け出すために見直すべきポイント

2022.10.12 @okishimagazine

妄想という名の病を治す特効薬とは!?

彼の心をあれこれ推測しては悶々とし、仕事や家事が手につかない、それってもはや病なんです/ イラスト:MOMOKO YAMADA彼の心をあれこれ推測しては悶々とし、仕事や家事が手につかない、それってもはや病なんです/ イラスト:MOMOKO YAMADA

しょうちゃん:病ってあなた、言い方よ(笑)。でも病気なら早く治さなくちゃ悪化するじゃん。時間がたてば自然治癒するのかもしれないけれど。

ヴァジャ:発病経験者の私がとっておきの治療法を教えますよー! まず、恋だと誤解しているその思い込みこそが病だと気付くこと。負のルーティンから早々に脱却を図りましょう。

しょうちゃん:視野の狭さという観点から見ると、片思いの状況って学校と似てない? 学校って実はものすごくクローズドな世界で、自分で自分を追い込みやすいからすごく危険だと思っているの。自分がいる世界が狭ければ狭いほど、その範囲でしかものごとを考えられなくなっちゃうから。

ヴァジャ視野を広げるためにまず見直すべきは足元で、この場合は自分にアプローチしてきているほかの男性陣です。たとえタイプじゃない男に言い寄られていても「複数の男にモテている私」って優越感と「最悪この人と付き合ってもいいし」みたいな安心感を得られるからね。Aくんと両想いになれなくても、B・Cくんから好意を寄せられていたら「私は女として価値がある!」というモチベーションを保てる。自分のプライドを確立する存在としてB・Cくんがいてくれるありがたみに早く気付くべき。

しょうちゃん:B・Cくんがモブキャラみたいでちょっと気の毒な気もするけれど(笑)、自分の良さを分かってくれて見つめていてくれる人のことを、自分から改めて見直せば、意外と特効薬になるのかもね。意識的に視野を広げていく作業は大事だよね。

重ねた年と経験から得るもの

 ゲイと女の5点ラジオ

若くもないけどおばさんでもない。そんなネオおばさん世代のパーソナリティ、しょうちゃん(ゲイ)とヴァジャ(女)が“5点の自分も愛していこう”をモットーに、自意識をこじらせながら偏見と妄想を話すPodcast番組で、毎週月曜・木曜18:00配信。第3回ジャパンポッドキャストアワード・ベストパーソナリティ賞受賞。

著者 @okishimagazine

編集&ライター歴17年目。宝島社『InRed』『GLOW』、ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。雑誌や書籍などのペーパーメディアと、WebやSNSなどのオンラインメディアをハイブリッドで企画・制作・運用を強みとしている。

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