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利用しないともったいない! ふるさと納税で得する方法を教えます

2022.6.13 水浦裕美

なんだかお得になるとは聞いたことがあるけれど、どのようなメリットがあるかもわからないし、やり方がわからないという人も多い「ふるさと納税」。複雑なふるさと納税について、わかりやすく解説したいと思います。

ふるさと納税の仕組みを解説!

ふるさと納税 イメージふるさと納税 イメージ

「納税」という言葉が名前の中に入っていますが、ふるさと納税は厳密に言うと自治体への寄付。生まれ育ったふるさと、応援したい市など、寄付する都道府県や市区町村を自分で選ぶことができる制度です。

 “ふるさと”というワードが入っていますが、生まれた自治体以外にも、総務省から指定された自治体なら寄付をすることができます。

 ふるさと納税を利用して自治体に寄付をした場合、その金額から自己負担額2,000円を引いた額が、翌年の住民税や所得税から引かれます。

 さらに、寄付をした自治体から返礼品として、お肉や海鮮、果物など、その土地の特産品をもらえるのがメリット。寄付する際にお金を払っているため、税金が安くなるわけではありませんが、普通に納税していたら返礼品はもらえないので、そういう意味ではおトクになる制度と言えます。

 ただ、寄付すれば寄付しただけ、翌年の税金額が減るわけではないので注意が必要。

 年収や家族構成によって限度額が決まり、その金額を上回って寄付をした場合、自己負担になってしまいます。

 金額の上限は、ふるさと納税を扱うポータルサイトにて計算することができるので、実際に寄付をする前に必ずチェックしておきましょう。

実際にふるさと納税を利用したい場合はどうしたらいい?

ふるさと納税はどうやって利用する?ふるさと納税はどうやって利用する?

 ふるさと納税を利用する場合は、ふるさと納税がおこなえるポータルサイトに登録をし、寄付をしたい自治体、欲しい返礼品を探して寄付の手続きをするだけ! ネットショッピング感覚でできるので超簡単です。

 現在、ふるさと納税を扱うポータルサイトは20以上あり、サイトによって取り扱いのある自治体や返礼品数が異なります。比較検討してからポータルサイトを選ぶといいかもしれません。

 また、サイトによってはポイントやマイルが貯まることもあるので、ポイントを貯めているのなら、それを考慮してポータルサイトを選んでもいいかもしれません。

 さらに、寄付の支払いをする際にクレジットカードを利用すれば、そのポイントも貯めることができるのでよりおトクになります。

ふるさと納税を利用する際に気をつけること

ふるさと納税を利用するときの注意点ふるさと納税を利用するときの注意点

 ふるさと納税のデメリットとしてひとつあげられるのが、翌年の税金額から寄付額を引いてもらうために、確定申告をしたり、申請書を提出しなければいけないこと。

 ただ、“会社員である”、“1年間の寄付先が5自治体以内”など、一定の条件を満たしていれば、「ワンストップ特例制度」を利用して簡単に申請することができます。

 このワンストップ特例制度を利用するためには、寄付申し込み時に申請書の送付を申し込むか、専用サイトから申請書をダウンロードして必要事項を記入し、身分証のコピーとともに、期限までに各自治体へ郵送する必要があります。

 それさえしてしまえば、確定申告をする必要がなく、簡単に申請をすることができます。

 応援したい自治体に寄付ができ、返礼品がもらえるふるさと納税。わかりにくいこともありますが、慣れてしまえばとても簡単なので、ぜひ試してみてください。

 水浦裕美

女性誌編集部を経て、2011年よりフリーの編集ライターとして活動。 女性誌を中心に、メンズ誌、WEB媒体、書籍、企業の販促物などの制作に携わる。 美容、ライフスタイル、タレントインタビュー、マネー企画などを幅広く担当。 プライベートでは、3歳&1歳男の子のママ。

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