梅雨あるある…《洗濯物が乾かない問題》時短でカラッと “部屋干しテク”が知りたい!
2025.7.2 夏木紬衣
梅雨の洗濯物問題…みなさんはどう対処していますか? 乾きやすくするテクニック、臭いの対処法をそれぞれ解説!
梅雨の部屋干しトラブル【その1】「乾かない」対策

梅雨の時期に悩まされる、洗濯物が乾かない問題。洗濯乾燥機を活用するのが解決策のひとつであるものの、シワがつきやすい・電気代がかかるなどのデメリットもあります。湿度が高く天気が悪い日でも快適に洗濯物ができるように、梅雨の部屋干しテクニックを知っておきましょう。
(1)脱水の工夫
脱水時間を長く設定したり、脱水時に乾いたバスタオルを入れたりすると、衣類に含まれる水分を減らすことができ、乾燥時間の短縮につながります。
(2)間隔をあけてアーチ型に干す
外側に大きい・長い衣類、内側に小さい・短い衣類を干してアーチ状にすると、干し方を工夫していないときと比べて早く乾かせます。アーチ状に干すことで早く乾く理由は、下降気流が発生しやすいから。洗濯物付近に下向きの風が発生することで、乾燥時間が短縮されます。面積が大きい衣類や厚手素材のものを、外側に配置するのがポイントです。
(3)サーキュレーターを使う
空気のスムーズな循環を促すサーキュレーターを使うと、風があたることで水分が蒸発しやすくなり乾燥時間を短縮できます。下から上に向かって風をあてることで、水分がたまりやすい衣類の下側も乾きやすくなります。
梅雨の部屋干しトラブル【その2】「臭い」対策
(1)洗濯機に放置せずすぐに干す
洗濯物が臭う原因は、雑菌が繁殖してしまうから。水分を多く含む衣類は、雑菌が繁殖しやすい環境であり、ニオイやカビの発生につながります。もし洗濯したばかりの衣類がにおってしまったら、もう一度洗濯機で洗い直すか、お湯で洗うようにしましょう。
(2)抗菌効果のある洗剤・柔軟剤の使用
抗菌や消臭効果のある洗濯用洗剤、柔軟剤を使うと、ニオイの元である雑菌の繁殖を防ぐことができます。部屋干し用の洗濯用洗剤もあるので、梅雨の間は部屋干しに特化したものを使うのがおすすめです。
(3)お風呂の残り湯を使わない
湿度が高い梅雨の間は、ただでさえ洗濯物が乾きにくく雑菌が繁殖しやすい時期。お風呂の残り湯を避けるのがおすすめです。お風呂の残り湯を使うと、水道水を使った場合と比べて、衣類に雑菌が残りやすくなります。
【まとめ】
ニオイをつけない洗い方、乾きやすい干し方をマスターすれば、湿度が高く天気が悪い梅雨の時期でも、快適に部屋干し乾燥がかないます。トライしやすいのは、部屋干し用の洗濯用洗剤、柔軟剤に変えること。まずはできることから始めてみましょう。
美容や食など、くらしにまつわるテーマを中心にコラムを執筆。 好きなものや思い出をNotionにまとめがちな記録魔。パンとコーヒーラバーなので週末のパン屋・カフェめぐりがいとしの時間。化粧品検定1級、化粧品成分検定1級を有する。
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